キャプテン翼5 説明書2


9.チームコマンド

試合中、Xボタンを押すとチーム全体に指示が出せるコマンドが使えます。 これらのコマンドは試合前にRボタンに割り振ることも出来ます。 (試合内にRボタンに割り振ったものを「プリセットチームコマンド」といいます。)



1.ライン押し上げ (OF/DF時)
ディフェンダー全員がラインを揃えます。 揃った、状態で再度Rボタンを押すと、少しずつ相手ゴールの方向へライン移動します。


2.カテナチオ (DF時)
ディフェンダーが自軍ゴール前の守りを徹底的に固めます。

3.雪崩攻撃 (OF時、松山のみ使用可能)
チーム一丸となって相手ゴールに攻めかかります。全員のドリブル力が上昇します。

4.ファストブレイク (OF時、三杉のみ使用可能)
チーム全体のスピードが上がります。パス能力も上昇します。

5.オーバーラップ (OF時)
ディフェンダーが1人、オーバーラップしていきます。 ウィンドウを開いて決定したときは、誰をオーバーラップされるのか選んで下さい。 プリセットの時は、試合前にオーバーラップする選手を予め設定しておきます。


6.自動ドリブル (OF時)
今ドリブルしている選手の移動をコンピュータにまかせ、別の選手をレーダー上で操作します。 ドリブル選手は相手ゴールに向かっていきます。 囲まれてもドリブルしかしません。
ウィンドウを開いて決定したときは、誰を操作するのか選んでください。 プリセットの時は、試合前に操作する選手を予め設定しおきます。

※雪崩攻撃とファストブレイクはプリセットチームコマンドが できないので注意してください。




10.セットプレイ

試合内のハーフタイム時や、得点時、反則発生時、 ボールがフィールド外に出たときなど試合が中断したときは、チーム戦術を変更できます。

ポジションやメンバーを変更したいときは十字ボタンで「戦術変更」を選んでAボタンで決定します。 チーム戦術等の変更方法はミーティングと同じです。「試合再開」を選ぶと試合を再開します。

ボールがフィールド外に出た場合、出た場所・出した側によって、 コーナーキック・スローイン・ゴールキックのいずれかのセットプレイで試合が再開されます。 また、反則が発生したときには反則を受けた側にフリーキックが与えられます。 フリーキックには「間接フリーキック」「直接フリーキック」があります。

間接フリーキック
攻撃側がオフサイドを犯した場合、守備側に与えられます。
(キッカーは直接ゴールをしても得点にはなりません。)

直接フリーキック
守備側がドリブル選手に対してキッキングを犯した場合、攻撃側に与えられます。守備側が自陣ペナルティエリア内でキッキングすると攻撃側にペナルティキックが与えられます。
(キッカーは直接ゴールをしても得点になります。)



  ルール解説  

オフサイド 相手陣内での攻撃時、ボールより前にいて前方に相手選手が1人しかいないような 味方選手にパスを出すとオフサイドになります。
 
キッキング ドリブル選手にタックルした時ボールでなく 相手の足にタックルしてしまうとキッキングの反則になります。 また、ドリブル選手の後ろからタックルすると、 正面からタックルするよりキッキングの確率が高まります(バックチャージ)。
 


☆セットプレイの戦術セレクトについて


翼Xでは、コーナーキック・一部の直接フリーキックで、「戦術セレクト」を行います。

これは連続した行動を1回のコマンドセレクトで行えるようにしたもので、よりスピーディな展開が楽しめます。

1回のセットプレイ中、攻撃時は8つ、守備時は4つの戦術から1つ選択できます。 画面には4つずつ表示されますので、残りの4つから選びたいときは、L、Rボタンで 画面を切り替えてください。画面に表示された戦術からのみ選択できます。



〓〓〓〓戦術の選び方〓〓〓〓

攻撃時
自分が行いたいプレイを8つのうちから1つ選択します。 各戦術の下に表示されるコントローラー入力ガイドに従って、 十字ボタンとボタンの組み合わせで決定してください。 どのようなプレイなのか詳しく知りたいときは、セレクトボタンを押すと解説文が表示されます。



守備時
攻撃側が使ってくると思われる戦術を予想して、4つの戦術の中から選んでください。 選択方法は攻撃時と同じです。予想が当たれば、そのセットプレイでは危機は回避できるでしょう。 予想が外れると守備側にとって最大の危機が訪れます。


※なお、戦術セレクトタイプのセットプレイでは、キッカーは必ず10番になります。 別の選手に蹴らせたい時は、「戦術変更」画面で事前にポジションチェンジしておいてください。 また、選べる戦術はセットプレイの種類や場所によって変化します。



コーナーキック
コーナーキックでは必ず戦術セレクトになります。

フリーキック
相手ゴールから遠い場合はパスカーソルが出ますので、パス先を十字ボタンで選んでAボタンで決定してください。 なお、この場合のキッカーはキッキングを受けた選手か、オフサイド後であればボールに一番近い選手になります。





11.ペナルティキック

▲▲ 味方のペナルティキック ▲▲

誰がキックするのかを選びます。左の画面になったら、 どの方向に蹴るか十字ボタンとAボタンで決定します。


▲▲ 敵のペナルティキック ▲▲

キーパーのジャンプする方向を十字ボタンとAボタンで決定します。
※ペナルティキックでは、ボールを蹴った方向とキーパーのジャンプした方向が同じだった場合でも、 シュートが成功することがあります。




PK合戦                              


同点のまま時間切れになると、PK合戦で試合の勝敗が決まります。

PK合戦では、両チーム5人ずつが交互にシュートして、多く得点した側の勝ちです。

5人のPKメンバーを選び終えたらAボタンを押して下さい。PK合戦開始です。

PKでの行動はキッカー及び、ゴールキーパー共に十字ボタンとボタンで決定してください。




12.オールスターモード

本編のストーリーと離れて、好きなキャラクターやチームを使って 友達との対戦やリーグ戦を行うことができます。

VS・MODE
1試合限りのモードです。

リーグ戦
全8チームで2回戦の総当りリーグ戦を行います。プレイヤーは1〜8人まで参加可能です。途中経過をセーブしておけます。

選手のエディット(オールスターモードのみで使えます。)
プレイヤーのオリジナルキャラクターを作成します。全部で14人作成可能です。作ったキャラクターは試合で使うと成長していきます。

★1 VS・MODE

(1) プレイ方法を選択します。
1P VS CP :コンピューターとの試合です。
1P VS 2P :友達との対戦プレイです。


(2) 試合をするチームのタイプを選択します。

クラブチーム  :街に根付いたプロチームです。
ナショナルチーム:各国の代表選手によるチームです。
エディットチーム:プレイヤーが好きな選手で編成したいチームです。
         能力値一覧を参考にして選びましょう。 

※これらのチームの中には本編のストーリーで登場するまで使えないものもあります。



(3) チームまたは選手の選択方法を決定します。
マニュアル:プレイヤーが自分で選びます。
オート  :コンピューターが適当に選択します。


(4) 試合時間を決めます。
試合のながさ ハーフの時間を10分〜45分まで5分刻みで設定出来ます。 十字ボタンの上下で数字を変えてください。
 


(5) 試合に使用するチーム(エディットチームの場合は選手)を選びます。 (マニュアルに選択したときのみです。)
左側のウィンドウに選択できるチーム(選手)が表示されますので 十字ボタンの上下で選択してAボタンで決定してください。L・Rボタンで別のグループを表示できます。

(6) 試合チームが決定すると、ミーティング画面になります。 後は通常の試合と同じです。



★2 リーグ戦  (8チームによるチーム戦です。)


(1) リーグ戦に参加するプレイヤーの数を決めます。最大8人まで参加できます。

プレイヤーのかず:十字ボタンの上下で数字を変えて下さい。

(2) リーグ戦を行うチームのタイプを選択します。

クラブチーム  :街に根付いたプロチームです。
ナショナルチーム:各国の代表選手によるチームです。

※これらのチームの中には本編のストーリーで登場するまで使えないものもあります。 また、エディットチームでの参加は出来ません。


(3) 試合時間を決めます。
試合のながさ ハーフの時間を10分〜45分まで5分刻みで設定出来ます。 十字ボタンの上下で数字を変えてください。 一度設定するとリーグ戦の途中で変更することはできません。
 

(4) リーグ戦で使用するチームを選びます。 

左側のウィンドウに選択できるチームが表示されますので 十字ボタンの上下で選択してAボタンで決定してください。 L・Rボタンで別のグループを表示できます。右側に選手名が表示されます。 (必ず8チーム参加させてください。)

参加プレイヤー1人目からチームを決めてください。 全員決まったら、各チームに監督名をつけることができます。

(5) 以上が決定されると対戦表示→ミーティングとなります。
対戦表のチームが1P側コントローラー、下のチームが2P側コントローラーを使って下さい。



★3 選手のエディット 

○PCをつくる

(1) PCの顔を決めます。
8タイプの顔の中から十字ボタンで選んでAボタンで決定します。
どの顔を選ぶかによって、使える技も決まってきます。

(2) PCの名前を入力します。
名前はひらがな・カタカナ・アルファベットで8文字まで付けられます。
セレクトボタンで切り替えてください。
Aボタンで文字を決定します。Bボタンで1文字戻ります。
またL・Rボタンで入力場所が左右に移動します。
「おわり」を選ぶと登録完了です。

(3) PCの能力を決定します。

十字ボタンの上下で項目を変更し、左右で設定します。
全て決定したら作成したPCを使用するか決めて下さい。 使用するときは自動でセーブされます。使用しないときは初めから設定しなおします。 また、PCは14人までしかセーブ出来ません。 新たに登録したいときはどれか消去してください。


スピード    :走る速さです
ラフプレイ   :反則を犯す確率です
ボーナスポイント:能力値に割り振ることができる数値です

○PCをけす
セーブしたオリジナルキャラクターを消します。 十字ボタンで消したいPCを選んで下さい(一度消したPCは復活できません)




13.2P対戦

試合中の操作方法はコンピューター対戦時と全く同じです。
但し、必殺技のガイドウィンドウの出方が違います。



▼ 必殺技ガイドウィンドウの出し方 ▼

コマンド入力時、十字ボタンを押さずに、Lボタンを押してください。 その時に、使える必殺技のガイドが表示されます。もう一度押すと消えます。


※2P対戦ではガイドウィンドウ表示中はコマンド入力できませんので、 コマンドを決定したいときはLボタンをもう一度押してください。 ボタンと技との対応は、ガイドウィンドウ表示中にしっかりと確認しておきましょう。

囲まれた時のコマンド入力は、守備側が先に行い、攻撃側が後に行います。

「キャプテン翼」ではサイドチェンジはありません 。1P側コントローラーのプレイヤーが右から左へ攻めます。




16.ワンポイント・アドバイス

1.キーパーのポジショニング!!
キーパーのコマンドはその時のシュートに対するポジション取りで決まり、 かなり分の悪いコマンドを使わなければならない状況に陥ってしまうことがある。 これを防ぐには「判断力」のいいキーパーを使って、的確なポジショニングを取らせろ!
「判断力」が良くなくても、多くの試合に出場させ経験を積ませることで良くなってくるぞ!


2.味方選手の特徴を生かせ!
相手ペナルティエリア内へのパスは、ボールの高低を選ぶことが出来る。 この時、高い浮きダマが得意な選手には高いパスを出し、 低い浮きダマが得意な選手には低いパスを出すようにすれば、ゴール前でのチャンスはグーンと広がるぞ!

3.個人技に頼りすぎるな!
1人の選手にキープさせたままにすると、その選手の体力は消耗するペースが速くなり、 大事なところで技が使えなくなってしまうぞ。うまくパスを使って「チーム」で攻めよう。

4.判断力のいいキーパーの攻略だ!!
ポジショニングの的確なキーパーには正面からいくだけではダメだ。 ボールを速く回しバランスを崩させシュートコースを作ろう。必殺技を使ってみるのも手だ!

5.相手のセットプレイ戦術を読め!!
強いチームには要になる選手がいるケースがある。 ドリブル中、顔アップが表示されたら要注意。 セットプレイでもその選手に合わせてくる確率が高いぞ!!

6.オフサイドトラップを掛けろ!!
チームコマンドのライン押し上げをうまく使うと、相手をオフサイドの位置に誘いこむ事ができる。 パスが多いチームには効果的だ。 但し、相手の中には位置を良く確認してオフサイドの時にはパスを出さずドリブルで突破してくる選手もいる。 こうなったらラインを上げていたことが逆に仇になってしまうので過信は禁物だぞ!
なお、ライン押し上げは、「プリセットチームコマンド」に割り当てると、 Rボタンを連打するたび、どんどんディフェンスが上がってくるぞ!





付録

  ロベルト本郷のサッカー教室  



今回は特別に「オフサイド」について具体的な例を挙げてみよう が敵で ( a )( b )が味方だ。

bの前に敵が一人しかいないとオフサイドだ!




aがパスしたときbはb1のところにいてb2の所で受け取った。 オフサイド判定はパスを出したときにされるので戻ってもオフサイドだ!





aがパスしたときbはb1の所にいてb2の所で受け取った。 パスしたときbはオフサイドではないのでセーフだ!





このようにオフサイドはパスコマンドを決定したときの 位置関係で決まるのでレーダーをよく見てプレイしよう!








※できるだけ実際のサッカーのルールに合わせていますが、ゲームの性質上、異なる部分もあります。
※ゲーム内の時間は実際の時間と異なります。
※必殺シュートやスカイラブなどの必殺技は実際には大変な危険を伴います。 くれぐれも真似などして遊ばないようにしてください。
 



 

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