キャプテン翼5 説明書1


1.コントローラーの基本操作


Lボタン :味方選手の必殺技を見る(コマンド入力時)
       プリセットチームコマンドを解除する(試合中)
Rボタン :味方選手及び相手選手の能力を見る(コマンド入力時)
       プリセットチームコマンドを行う(試合中)
十字キー :選手の移動(ドリブル時など)
       行動の選択(コマンド入力時)
       操作選手の切り替え
セレクト :シナリオを飛ばす
スタート :ポーズをかける

Xボタン :チームコマンドのウィンドウを開く
Yボタン :アクティブ行動をする
Aボタン :コマンドの決定
       行動の決定
       操作選手切り替え(ディフェンス時)
Bボタン :コマンドのキャンセル
       ウィンドウを開く


試合中のコマンドは十字ボタンを押しながらA、B、X、Yのいずれかのボタンを押して決定します。
(ボタンと行動の対応は画面に表示されます。これ以外は無効です。)

※前作であったキャプテンモードはありません。



2.ストーリー


ワールドカップで日本の優勝を夢みる、大空翼。

さらなる熱い戦いの場を求め、イタリアに渡った翼を待ち受けていたのは、 世界中の現役代表選手が大勢あつまる世界最高峰のリーグ、セリエAだった。

名門といわれ、毎年のように優勝争いにからむチームも数多い。

しかし、翼が選んだのは、2部リーグから昇格したばかりの「レッチェ」だった。
リーグ戦開幕に先駆けて行われる「カルチョフェスタ」を前にチームに合流し、大会の優勝をめざす。

一方、翼が後にしたブラジルでは、新田がリーグ戦にデビューしていた。
しかも、彼は以前とは比べものにならないほどの力をつけていた。
ブラジルでは、一部「翼を越えた」との評価もあるほどに・・・。

いったい新田に何があったのか。そしてかつての仲間たちは世界でどのような活躍を見せているのか。





3.インテグラル・シナリオシステム

今回のキャプテン翼では、ストーリーの中心となる「メインシナリオ」と 選手1人1人にスポットを当てた「サブシナリオ」があります。 「サブシナリオ」は全部で11個あり、 「メインシナリオ」の進行具合によって順次プレイ出来るようになっていきます。

※サブシナリオを始めるためには次のようにします。
1.タイトルで「CONTINUE」を選ぶ
2.ファイルを選ぶ
3.サブシナリオを選ぶ



4.ゲームの始めかた
オープニングデモ、もしくはタイトル画面でスタートを押すと、モード選択ウィンドウが出ます。

KICK OFF
ストーリーモードを最初からプレイします。

CONTINUE
セーブした続きを選びます。
3個のファイルの中からプレイしたいものを選んでAボタンを押して下さい。
メインシナリオ、及び現在プレイ可能なサブシナリオが選択できます。

ALL STAR
1試合だけの対戦と8チームによるリーグ戦が出来ます。
いずれもプレイヤー同士の対戦が可能です。



5.ミーティング

試合前にはミーティングを行います。
コマンドは十字ボタンの上下で選び、Aボタンで決定します。
(※状況によって選べるコマンドが違います。)

  情報  
対戦相手チームについて、情報を聞くことが出来ます。
しっかりと聞いて、試合に役立てましょう。

  選手データ  
味方選手と相手選手の個々の能力を確認することが出来ます。
十字ボタンの上下で選手を選んで、Aボタンで能力・必殺技を確認できます。
また、L・Rボタンでページをめくって控え選手の能力値を見ることができます。

〓 能力値の見方 〓

  名前       意味           
K キック       キック力
H ヘッド       ヘディング力
C ボールコントロール ボールコントロール
R ラン        ドリブル力
A アタック      ディフェンス力
D ダッシュ      低い浮きダマでの技の巧みさ
J ジャンプ      高い浮きダマでの技の巧みさ
G グラウンド     地上での技の巧みさ


  リーグデータ  

「ALL STAR」のリーグ戦モードで選択できます。
Aボタンで試合の日程表や勝敗表が確認できます。

F・G 得点
A・G 失点
D・G 得失点差



  チーム戦術  

▼ ポジションチェンジ ▼

スタメンとリザーブの中で、ポジションチェンジ及びメンバーチェンジをします。
1.ポジションを替えたい選手を選びAボタン
2.その選手と入れ替える選手を選んでAボタン

ミーティングでは何人でもメンバーチェンジ出来ますが、 ハーフタイムや試合中のメンバーチェンジは3人までしか出来ません

なお、シナリオ後半の日本のみ「スタメン」「リザーブ」以外に 「ベンチ外選手」のウィンドウが現れます。 選手の入れ替え方法は同じですが、この「ベンチ外選手」はその試合に出せません。



▼ フォーメーション ▼

5種類のフォーメーションの中から1種類、十字ボタンで選んでAボタンで決定します。
※フォーメーションは重複のため割愛します。


▼ ディフェンスタイプ ▼

3パターンの守り方から1種類、十字ボタンで選んでAボタンで決定します。

(a) ノーマルタイプ
プレスとカウンターの中間的な守り方。

(b) プレスタイプ
中盤から積極的にボールに向かっていく。ボールを奪われても短時間で奪い返しやすくなる。
ドリブルが多いタイプの相手に適しているが、パスによる速攻を受けると脆い。

(c) カウンタータイプ
中盤はあまりチェックにいかず、ゴール前の守りを固める守り方。
相手の速攻に対しては強く、こちらもカウンターは仕掛けやすいものの、中盤が支配されシュートも受けやすい。


▼ マーク ▼

味方の選手に相手の選手をマークさせます。通常、マークはマンツーマン(相手1人に対して味方が1人マークする)で行います。

1.マークさせる選手を選んでAボタン
2.マークしたい相手を選んでAボタン




  ファイル  

これまでのデータを保存します。 ファイルはシナリオモードで3つ、「ALL STAR」のリーグ戦では1つです。 十字ボタンで選んでAボタンで決定します。



  オプション  

従来までの「翼」の試合では何かコマンドを入力したい時、 Bボタンでウィンドウを開いてから行っていましたが 今回ではこの方法に加えて、ボタン一回で入力できる「アクティブプレイ方式」を搭載しています。 アクティブプレイには次の3種類があります。



▼ アクティブオフェンス ▼

自分がフリーでボールをドリブルしている時Yボタンを押すだけでオフェンス行動ができます。

以下のものから1つ、使いたいプレイを十字ボタンを選んでAボタンで決定します。



パス
画面内の味方選手にショートパスをします。
パス相手は十字ボタンの入力方向にいる選手が自動的に選択されます。

ワンツー
画面内の味方選手と壁パスをします。
パス相手選手は、ドリブル選手に最も近い選手が自動的に選択されます。

シュート
自動でコースを選び、ノーマルシュートをします。
必殺シュートを持っていても使いません。
シュートコースについては「オフェンス時の操作」を見てください。

必殺シュート
その時点で使える最も強い必殺シュートを放ちます。

ドリブル
Yボタンを押している間、相手に囲まれても自動でドリブル突破していきます。
但し相手の能力が高ければ取られてしまいます。



▼ アクティブディフェンス ▼

ボールを持っている敵選手に近づいて、 自分が点滅した時Yボタンを押すと、敵選手にスライディングタックルをします。

※アクティブディフェンスは、タックルのみです。
必殺タックルを持っていても使いません。


▼ プリセットチームコマンド ▼

選手を動かしている時、Rボタンを押すとチームコマンドが起動します。
Lボタンを押すと起動していたチームコマンドを解除します。


オフェンス用とディフェンス用をそれぞれ以下のものから1つずつ、割り当てることができます。
使いたいコマンドを十字ボタンで選んでAボタンで決定します。

1.ラインおしあげ(OF/DF時)
2.じどうドリブル(OF時)
3.オーバーラップ(OF時)
4.カテナチオ(DF時)



※「雪崩攻撃」「ファストブレイク」はプリセットチームコマンドでは指定できません。

これらの簡易入力機能を使うと、よりスピーディに試合を進めることが出来ます。
但し、ガッツはきちんと消費してしまいますので残りガッツには十分注意してください。




  キックオフ  
ミーティングを終了し、試合を始めます



6.キックオフ

ミーティング画面で「キックオフ」を選ぶと試合開始です。



7.オフェンス(攻撃)時の操作

  ドリブル時  

ボールをキープしている選手を十字ボタンで操作して下さい。
画面下部のレーダー上ではボールマークで表示されます。

ドリブル中に他の行動をしたいときは、Bボタンを押してオフェンスコマンドウィンドウを呼び出せます。
さらにRボタンでプリセットチームコマンドを行い、Yボタンでアクティブオフェンスを行います。



  敵に囲まれた!  

敵に囲まれると自動的にコマンドウィンドウが開きます。必殺技が使える場合には、十字ボタンを押している間、その行動で使える技のガイドが表示されますので、使いたい技のボタンを押してください。



(例) ドライブシュートの使い方
十字ボタンの右を押します。
押している間、その行動に対応した必殺技のガイドが出ます。
ドライブシュートはBなので、十字ボタンの右を押しながらBボタンを押しましょう。


ドリブル ドリブルを続けます。囲まれた時はドリブルで相手を抜きます。
 
パ ス  カーソルを十字ボタンで動かしてパス先を選び、Aボタンで決定してください。 (Xボタンを押しながら十字ボタンを動かすと、すばやく操作できます。)
パスは直接味方に送ったり、誰もいないオープンスペースに出すことが出来ます。

オープンスペースに出たパスは一番近い選手がボールを取りに向かいます。
なお、相手ペナルティエリア内へのパスは、高いパスか低いパスかを選択する事が出来ます。
十字ボタンでの上下とAボタンで決定してください。
 
ワンツー 味方と壁パスを交換して相手を一気に抜き去ります。 カーソルを十字ボタンで動かしてパス相手を選びAボタンで決定します。 味方が近くにいないときはワンツー出来ませんので他のコマンドを選びなおして下さい。 なお、リターンパスが相手ペナルティエリア内に入るときはボールの高さはランダムで決定されます。
 
シュート 相手ゴールを狙ってシュートを放ちます。 シュートがノーマルの時は、ゴールのどのあたりを狙って打つかコースを選択できます。 十字ボタンで「ひだりスミ」「まん中」「みぎスミ」の中から1つ選んでAボタンで決定します。
 



  浮きダマに合わせたとき  

ペナルティエリア内で味方が浮きダマに合わせると、浮きダマに対するコマンドウィンドウが開きます。 行動の内容は敵、味方どちらのペナルティエリアにいるかで違います。 なお、浮きダマには「高い」「低い」の2種類の高さがあります。


     〓 自陣 〓                 〓 敵陣 〓            

      トラップ                   トラップ             
       [↑]                     [↑]              
  パス [←]○[→] クリア          パス [←]○[→] シュート       
       [↓]                     [↓]              
                            スルー


トラップ 合わせたボールをいったん止めて、キープします。
 
ク リ ア 攻め込まれて危険な状況の時、とりあえず大きく蹴りだして回避します。 但し、蹴りだしたボールはこぼれダマになり、誰が拾えるか分かりません。
 
シュート 相手ゴールを狙ってシュートを放ちます。 シュートがノーマルの時は、ドリブルからのシュートと同様ゴールのどのあたりを狙って打つかコースを選択できます。
選手は高い浮きダマと低い浮きダマとでは使えるシュートが異なります。
 
パ ス  ドリブルからのパスと同様です。
 
ス ル ー ボールを取るフリをして、後方にそらすトリックプレイです。 これによって相手キーパーのバランスを崩すことが出来ます。 このコマンドを選ぶとフィールド上にスルーした場合のボールのコースが表示されます。 ボールは一番近い選手がフォローしますので、コース通りでよければAボタンで決定してください。 Bボタンでキャンセル出来ます。
 




  相手キーパーと対決だ!  

相手ゴール前まで持ち込んでキーパーと接触すると、 キーパー対決用のコマンドウィンドウが開きます。



ドリブル ドリブルしてぬきさります。ぬいた後は落ちついてシュートしましょう。
 
シュート ドリブルからのシュートと同じです。
 
パ ス  ドリブルからのパスと同じです。
 

      ドリブル             
       [↑]                 
  パス [←]○[→] シュート
       [↓]                 




8.ディフェンス(守備)時の操作

  敵選手ドリブル時  

画面内の味方選手を十字ボタンで操作してください。 操作選手はAボタンで切り替えることが出来ます。 画面下部のレーダー上では点滅して表示されます。

操作選手がドリブル選手に近づくと、点滅します。 これは相手に対して何らかの行動をとれる範囲に入ったことを示します。

ここでYボタンを押すとアクティブタックルが出来ます。 Bボタンを押すとコマンドウィンドウが開きます。 また、Xボタンでチームコマンドウィンドウを呼び出せます。 さらにRボタンでプリセットチームコマンドを行います。
Bボタンを押さずにさらに相手に接近すると、強制的にコマンドウィンドウが開きます。


タックル : スライディングタックルをして、ボールを奪いにいきます。 敵のドリブルに対して有効です。
 
カ ッ ト : 相手のパス・シュートに有効です。 成功すればパスを奪い取ったり、シュートを防いだり威力を弱めたり出来ます。
 
せりあい : スタンディングタックルをして、相手からボールを奪い取ろうとします。 反則をとられる危険はありませんが、タックルに比べて奪い取るのにやや時間がかかります。
 
うごかない 何もディフェンス行動をとりません。ガッツが少し回復します。
 



  浮きダマに合わせた敵を囲んだ時  

敵が浮きダマに対して何かプレイしようとしたとき、それを阻むコマンドが選択できます。 行動の内容は敵、味方どちらのペナルティエリアにいるかで違ってきます。


     〓 自陣 〓                 〓 敵陣 〓            

      フォロー                   フォロー             
       [↑]                     [↑]              
 カット [←]○[→] クリア         カット [←]○[→] せりあう       
       [↓]                     [↓]              
     うごかない                 うごかない


フォロー 浮きダマの取り合いには参加しませんが、こぼれダマを拾いやすくなります。
 
ク リ ア 相手のシュートに対して特に有効です。 成功しても大きく蹴りだしてしまうので、ボールは誰が拾えるか分かりません。
 
カ ッ ト 相手のパスに対して特に有効です。成功すればインターセプト出来ます。
 
せりあう 相手と競い合って、シュート、パス、トラップ等の行動を封じます。 成功するとこぼれダマになります。
 




  味方のキーパーが浮きダマを囲んだとき  

ペナルティエリア内では、時々キーパーが浮きダマを囲むときがあります。

とびだす : 飛び出してボールをキャッチします。 成功すればマイボールに出来ますが、失敗するとゴールががら空きになってしまいます。
 
みがまえる 身構えて相手のシュートなどの行動に備えます。
 

      とびだす
       [↑]   
     [←]○[→] 
       [↓]   
     みがまえる


  キーパーが相手と1対1になったとき  

相手がドリブルでゴール前までせめこんできたときに、キーパーが囲むことがあります。


ドリブルをとめる 相手がそのままドリブルで抜こうとしたときに有効です。
 
シュートをふせぐ 相手がシュートしてきたときに有効です。
 

    ドリブルをとめる
       [↑]   
     [←]○[→] 
       [↓]   
    シュートをふせぐ



  相手がシュートしたとき  

相手がシュートしたらキーパーの出番です。
コマンドはキーパーの「ポジショニング」で変わってきます。
コマンドは以下の3パターンに変化します。
シュートが必殺技の時は、必ず2つのコマンドになります。
(シュートコースは無関係です)
     パンチング       ブロック       ダイビング   
       [↑]          [↑]          [↑]     
     [←]○[→]      [←]○[→]      [←]○[→]   
       [↓]          [↓]          [↓]     
      キャッチ        キャッチ       必殺セーブ   
     (必殺セーブ可)    (必殺セーブ不可)             





(例) キーパーが左側にいる場合

1.シュートが左を狙って打たれた。(キーパー正面)
      ブロック
       [↑]   
     [←]○[→] 
       [↓]   
      キャッチ
    (必殺セーブ不可)


2.シュートが中央を狙って打たれた(キーパーの横)
     パンチング
       [↑]   
     [←]○[→] 
       [↓]   
      キャッチ 
    (必殺セーブ可)


3.シュートが右を狙って打たれた(キーパーの逆)
     ダイビング
       [↑]   
     [←]○[→] 
       [↓]   
     必殺セーブ

(注意) キーパーがシュートボールからあまりに遠いところにいると コマンド入力ができなくなってしまいます。



パンチング : 比較的高い確率でシュートを防げます。 但しボールは弾かれてこぼれダマになるので再びゴールを狙われる危険があります。
 
キャッチング シュートを防ぐ確率はパンチに比べて低いですが、 成功すれば確実にボールをキャッチし、味方にボールを送れます。
シュートがキーパーの横を狙われた時は必殺技も使えます。正面の時は必殺技は使えません。
 
ブ ロ ッ ク かなり高い確率でシュートを防げますが、ボールはキーパーの正面に転がります。 シュートがキーパーの正面に来たときのみ使えます。
 
ダイビング : シュートがキーパーから遠いところを狙われた時のコマンドです。 防ぐ確率はそこそこありますが、成功してもキーパーは倒れてしまいます。
 
必殺セーブ : 必殺技を持っているキーパーのみ使えます。 通常のキャッチングよりも防ぐ確率が高くなります。
 

 

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