セリフ 51


 

別府村 
男「東の山城村に、 侍がいっぱいきた らしいぜ」 
女「山城村にいったら、 侍に追い払われ ちゃった。 失礼よね、プン!」 
少女「山城村の近くにある 剣山には、 ものすごい宝物が あるってウワサよ」 
主人「そこにいる おきゃくさんは、 山城村の侍とは 違って、いい人だよ お代も、 弾んでくれたしね」 
主人「最近は、 人が少なくなったよ」 
竜馬「伊蔵は山城村で、 はりきっているの かのう。 どうもヤツには、 ついていけんぜよ」 
十郎太「あれは、 坂本 竜馬だ。 わたしたちが、 新撰組と知られ ないうちに、 ここを出よう」 
十郎太「あれは、 坂本 竜馬だ。 わたしたちが、 新撰組と知られ ないうちに、 ここを出よう」 
十郎太「あれは、 坂本 竜馬だ。 わたしたちが、 新撰組と知られ ないうちに、 ここを出よう」 
竜馬「ぶつぶつ……」 
少年「おいらは、いつか 海を渡って、 異国ってとこへ 行くんだ」 

ばあさま「たまにはいきぬき。 じいさんには、 ナイショだよ」 
男「うわっ!」 
たぬきち「ひどいぽこ! せっかく 化けていたのに、 元に戻っちゃった でぽこ」 
大和丸「タヌキ? 人間に化けて、 悪さしようと してたんだな」 
たぬきち「違うぽこ。 安心して暮らせる 場所を 探してるんだぽこ。 信じてくれぽこ」 
信じますか? 
大和丸「俺をだまそうと したってムダだ!」 
たぬきち「わあっ、 ひどいぽこよ! やっぱり人間なんて、 きらいだぽこ!」 
大和丸「そうか、 じゃあ俺も 手伝ってやるよ」 
たぬきち「うれしいぽこーーっ」 

男「人間っていいな」 
少年「自然っていいな のどかでいいな」 
大和丸「人間の中に妖怪が いるっていうのは 自然なのか?」 
少年「えっ! なんのこと?」 
大和丸「こうゆうことだよ!」 
あやしび「自然に ふるまってたのに なんで!?」 
大和丸「妖怪退治していると 妖怪のにおいに びんかんになるんだ」 
あやしび「妖怪退治!? ぼくを どうするつもりなの」 
あやしびを 退治しますか? 
大和丸「いっただろ! おれ達は妖怪退治を しているんだ!」 
大和丸「悪いことをしないと ちかえば、 なにもしないよ!」 
あやしび「しないよ 今までだって してないもん!」 
夏芽「それじゃ 私たちの作った 妖怪の村に しょうたい してあげる♥」 
あやしび「ありがとう!」


 
かごしま村 
女「あらやだ。 この近くにへそくりを 隠したから、 心配で見回ってるん じゃないわよ!」 
侍「見回りでござる」 
侍「きりすてごめん」 
金600を 手に入れた! 
じいさま「はて、わしは 何をするん じゃったかのう」 
少年「オレって、 足が速いだろう!」 
少女「踊りの れんしゅう中なの」 
少女「あたしのキツネを 助けて…… くすんくすん」 
大和丸「おい、子どもと動物を いじめるなんて、 最低なヤツだな!」 
男「こいつはな、 うちのニワトリを 食っちまったんだよ!! えりまきにしてやる」 
少女「えーん、えーん。 あたしのキツネ、 返してよお」 
大和丸「許してやれよ」 
男「じゃあ、 あんたニワトリ代、 はらってくれるか? 金2000」 
大和丸「金2000!?」 
男「そうさ。 ほかのニワトリの 二十倍は卵を産む ヤツだったし、 
何といっても家族みた いなもん だったんだぜ」 
大和丸「そんなに金、 持ってないや」 
金2000、 払いますか? 
大和丸「そんなに払えないぜ」 
男「じゃあ、 このキツネは えりまきにしてやる」 
少女「きゃあ!! あたしのキツネーッ」 
大和丸「……わかったよ。 しょうがねえなあ」 
金2000、 払った!! 
男「じゃあ、キツネは 返してやるよ」 
少女「ありがとう、 お兄ちゃん」 
大和丸「うわっ!?」 
女神「わらわは、 いなり神の使い。 そなたの正しき 心にめんじて、 力を貸そう。 
いつでも 呼び出すがよい」 
大和丸「へええ…… おどろいたぜ」 
女神「それから 金2000は、 わらわが 返しておこう」 
金2000、 返してもらった!! 
男「ニワトリ代、 金2000、 はらって くれるのかよ?」 

道具屋「へいらっしゃい!!」 
道具屋「将軍からの命令で あんたらとは、しょうばいできないよ」 
防具屋「へいらっしゃい!!」 
防具屋「将軍からの命令で あんたらとは、しょうばいできないよ」 
キツネ「コーン!!」



山城村 
夏芽「ゆうまさんを 助けるのが先決よ」 
伊蔵「いいかげんに、 剣山の秘密を 教えたらどうだ!?」 
ゆうま「うう……し、 知らないといったら、 知らない!」 
伊蔵「こいつ!!」 
伊蔵「一休みだ。 見張ってろ!」 
侍「ムニャムニャ…… ハッ!? く、くせものめっ!」 
侍が、 おそってきた!! 
牢屋のカギを、 手に入れた!! 
ゆうま「ううーん……」 
ゆうま「あんたたちは!?」 
夏芽「ひふみさんに頼まれて、 あなたを 助けに来たの!」 
ゆうま「ひふみに……? そんなバカな。でも、 ありがたく 助けてもらうよ」 
伊蔵「ややっ! 怪しいヤツらめ!!」 
伊蔵が、 おそってきた!! 
大和丸「目を覚ますと、 面倒だな。 あそこに 入れておこう」 
”牢屋のカギ”を 使って、 とびらを閉めた!!



大和丸「文箱の下に、 何かあるぞ? 何だか、母さんに 聞いてみよう」 
不思議な包み を、手に入れた!! 
丸薬を見つけた!! 
こおに「きゃっ 見つかっちゃったに」 
大和丸「妖怪め! こんな所で何を やってるんだ!」 
こおに「おとうさんと はぐ