セリフ 43


十和利山 
大和丸「なんだろう、 この四角いくぼみ!?」 
冬夜「ここに、なにかを はめればいいのか?」 
夏芽「おばあさんにもらった 石板、このくぼみに 合いそうよ!!」 
石板を、 はめてみますか? 
大和丸「じゃあ、 はめてみるぜ!」 
冬夜「入り口!? ばあさんのいう通り、 こいつは人工の 山かもしれないな」 
十郎太「早く、ひらみつとの なぞを解くぞ!」 
石板を、 はめてみますか? 
大和丸「石版はもう とれないぜ!」 
十郎太「戸を閉めよう!!」 
冬夜「おうっ!!」 
冬夜「ぬけないぞ!?」 
大和丸「妖怪どもが 出てきちまうぜ!!」 
冬夜「…………オレと夏芽で、 封印しよう。 いいな、夏芽」 
夏芽「う……うん。 さっき、”御霊石”を 使ったばかりだから、 ちょっと 自信ないけど」 
冬夜と夏芽「封印! !」 
冬夜「よし、成功だ……」 
大和丸「夏芽!!」 
冬夜「夏芽、しっかりしろ!! 神さま、ほとけさま! どうか夏芽を お守りくださいっ!! 夏芽、夏芽っ!!」 
夏芽「み…… ”御霊石”が………」 
十郎太「精神力を使いすぎて、 気を失ったようだ」
大和丸「それにしても、 ”御霊石”が くだけるなんて……」



火口四階 
火口から出ますか?

火口三階

火口二階



大和丸「ちょうどいい。 ここで休もうぜ!」 
冬夜「大切な者を、 守りきれなかった スクワントは…… つらかったろうな」 
大和丸「そうか、おまえと 夏芽の家族は……」 
冬夜「ああ、せめて 夏芽だけは守ると、 誓っているんだ」 
大和丸「………………」 
冬夜「……変なことを 話したな。 すまん」 
この部屋で 休みますか?



十郎太「こんなところに ようはないな」 
大和丸「ここは……」 
不思議な声『気がついたか………』 
大和丸「また、てめえか! 好きに引っ張り 回しやがって。 いいかげんに顔を 見せろ!!」 
十郎太「命の恩人に、 乱暴な口をきくな。 あらためて、 お願いする。 
そろそろ、姿を見せて もらえないだろうか」 
不思議な声『今のおまえたちになら、 見せてもよかろう…』 
イヒカ「今こそ、我らの 真実の姿を 見せよう……」 
夏芽「そ、その姿は……」 
イヒカ「我らはイヒカ。 ヒトがまだちせいも 持たぬ昔、 この国は我らのもの であった…………」 
大和丸「それなら、どうして今、 こんなにコソコソ してるんだよ?」 
イヒカ「それは……」 
神官「”霊穴”の力が 暴走するとは……」 
へいたい「もうダメです! 空間がゆがんだ はんどうで、 大爆発が起きます!!」 
神官「”霊穴”を 支配しようとしたのが、 いけなかったのか!? 利用しようなど、 思い上がり だったのか!?」 
へいたい「神官!! もう行きましょう!!」 
神官「終わりだ…… 偉大なイヒカの文明は、 これで終わりだ!!」 
イヒカ「……大暴走した ”霊穴”のせいで、 地上は荒れ果てた。 
我らは何一00年も 地下にひそみ、 地上に戻る日を 待った………… 
しかし気づいたとき、 地上はヒトのものに なっていた」 
十郎太「だから、”霊穴”の ことをくわしく 知っていたのですね」 
イヒカ「そうだ。 ”霊穴”が 大暴走したら、 どうなるか、 わかっていたからこそ 
……それを止めて もらいたかったのだ。 この国のれいみゃくは ゆがんでいる。 
その上、残っている せいじょうな”霊穴” から強引に霊気が きゅうしゅうされ…… 
いつ大暴走をしても、 おかしくない じょうたいにある」 
スクワント「三博士は、まだ ”霊穴”が残っている といっていた。 それは、どこなんだ」 
イヒカ「教えてもよいが、 おまえたちは ”霊穴”を枯らした はんにんとして、 
すべてのヒトを敵に 回したのだ。 我らとともに 行動しないか?」 
大和丸「みんな、だまされた なんて思えない。 行けるとこまで、 行ってみるぜ」 
イヒカ「それでは、 富士山に行くがいい。 我らの力が 必要なときは、 戻ってくるのだぞ」 
夏芽「ありがとう、 イヒカさん」 
イヒカ「ケガを治して おいてやろう」 
イヒカ「我らの力が、 必要か?」 
イヒカに仲間に なってもらいますか? 
大和丸「行けるとこまで、 オレたちだけで 行ってみるぜ」 
イヒカ「よし、力を貸そう」 
イヒカが 仲間になった!




大和丸「オバケ!? 本当だったのか……」 
戦いますか? 
大和丸「もう少し、 準備してからに しよう」 
大和丸「やい、オバケやろう! 子どもたちを 放せ!」 
妖怪「なんじゃあ、 キサマは!」 
妖怪が、 おそってきた!! 
妖怪「バッ……バカな!! キサマまさか、 ”影”……」 
大和丸「”かげ”……?」 
少年「大和丸兄ちゃん、 ありがとう!!」 
大和丸「いいってことよ。 さあ帰るぞ」 
少女「はぁーい!!」 
戦いますか? 
妖怪「さあ、こいつも食料に してやるじゃあ」



十郎太「せっかく道を 開いてくれた、 土方さんの気持ちを ムダにする気か!?」 
大和丸「ここからは、 オレたちだけで行く。 これまでつきあって くれて、ありがとう」
 
十郎太「そうだな、この中には、 どんな危険が待ち 受けているか、 わからない。 
そんなところに、 キミたちを連れて いけない…… わかってください」 
大和丸は、 仲間達と別れた 

イヒカ「だが、 気をつけるのだぞ。 みらいは、おまえたち にかかっている」 
イヒカ「ヒトの子よ…… おまえたちが 決めたのなら、 はんたいはしない」 
竜馬「絶対、死んじゃ いけねえぜよ」 

アルヴァ「ボクはね、 キミたちが 大っきらいなんだ! 
ボクの霊魔獣を いじめたお返し、 させてもらうよ!」 
アルヴァ「どうだい、 カッコイイだろ!? 
ボクらは、とうとう 自分を霊魔獣に することに、 成功したのさ!!」 
アルヴァが、 おそってきた!! 
アルヴァ「うう…… おまえらなんか、 ライヒたちに 殺されれば いいんだ……」


火口塔一階