セリフ 26


秘宝の水晶を 手に入れた!! 
大和丸「全ての秘宝を 手に入れたぜ!!」 
大和丸「なんだこれ?」




十郎太「今のも、 刀の記憶なのか……」 
大和丸「妖怪が吹っ飛んだのも、 刀がやったのか!?」 
数珠丸『そうじゃよ……』 
大和丸「えっ!?」 
数珠丸『どこを見ておる。 わしのことは ”数珠丸”と 呼んでおくれ』 
夏芽「な、なんで刀が しゃべるのよ?」 
数珠丸『こりゃ!! おまえさん、なにも 話しとらんのか!?』 
大典太『……うるせえな。 めんどくせえ説明 なんか、 てめえらでやれ』 
十郎太「”大典太”も しゃべった!?」 
数珠丸『ワガママじゃの。 これが、よりと…… いや、”童子切り” だったら、 大ゲンカじゃ』 
大典太『フン……』 
大和丸「なんでもいいから、 説明してくれよ!」 
数珠丸『いつの日か、 長き眠りより 目覚めさせてくれる 者を待って、 
わしたちは、 自分で自分を 封印したのじゃよ』 
夏芽「なんのために?」 
数珠丸『”霊穴”が 暴走したとき、 この国を守ろうとする 者を、助けるために。 
わしらは、 持ち主に眠る力を、 引き出してやることが できるのじゃ』 
”数珠丸”を、 手に入れた!! 
数珠丸『フーム……残念じゃが、 わしを使いこなせ そうなヤツはおらんな。 
”三日月”あたりが 手頃かもしれんのう』 
十郎太「他にも、 あんたたちみたいな 刀があるのか!?」 
数珠丸『あるとも。 わしらは”天下五剣”。 
あと三振り、各地の ”霊穴”で眠っておる。 
五振りそろえれば、 お互いを高めあって 二倍、三倍もの力を 発揮するぞ』 
大和丸「その”三日月”って 刀がある”霊穴”は、 どこなんだ!?」 
数珠丸『九州の高千穂の滝じゃ。 その滝の底の、 ”霊穴”の中にある。 
じゃが、日光村の 青い宝珠と、 出雲の八束山の まがたまが 必要じゃぞ。 
その二つがないと、 滝の底には 行けんのじゃよ』 
夏芽「まがたまは、 封印された洞窟の 中にある、 才神家の家宝よ。 
やっぱり、 冬夜兄さんを探して、 封印を解いて もらわなきゃ!」 
十郎太「とりあえずは、 日光へ行ってみよう」




大和丸「どうしたんだ、 鬼丸!?」 
大和丸「あんた、 ”天下五剣”の 記憶の中で見た…… 確か、北斗丸」 
北斗丸「そうだよ。 俺をここまで 連れてきてくれて、 ありがとう。 
お礼に、 俺の力を貸すよ。 戦いのとき、 俺のもう一つの名前を 呼んでくれれば いいから」 
大和丸「もう一つの 名前を呼ぶ? どういうことだよ、 おい」 
北斗丸「がんばるんだよ、 大和丸……」 
夏芽「何してるの? 早く行こうよ」 
大和丸「あれっ? 夏芽、今ここに、 あいつがいただろ?」 
夏芽「あいつって誰? 誰もいなかったわよ」 
大和丸「そんな…… 夢でも見たのか、 俺……」 
夏芽「変な大和丸」 
大和丸「見えない力で 押し戻されるぞ?」 
鬼丸『ここは…… この洞窟には 覚えがあるぞ!』 
封印が解けた!! 
鬼丸『この洞窟では、 不思議な力が働いて 転身できない…… 気をつけて……』




将軍「キサマら、 下がりおろう!! この国は、将軍の わしが、”霊穴”を 使って守る!」 
島津「そうして、また 枯らしてしまうのか? 将軍には、荷が重いの ではないかな」 
将軍「ぶっ……無礼者!! なにをしておる、 ヤツらを倒せ!!」 
島津たちに、 おそいかかりますか? 
島津「どうやら見放された らしいな」 
島津「なにをする!?」 
慶喜「ぐわっ!」 
大和丸「な……なんだ、 今の技!?」 
もうり「島津どの!?」 
慶喜「や、やはり…… おかしいと 思っていたが、 キサマ、島津さま ではないな!?」 
将軍「”影”よ、ヤツを 倒せというのに!!」 
島津たちに、 おそいかかりますか? 
島津「見所のあるヤツだ。 わしの部下に ならんか?」 
十郎太「それは断る。 わたしたちは、真実を みきわめたいだけだ」 
島津「おまえたちの将軍が、 自分の力をほこる ために”霊穴”を こくしし、
この国の 霊気のバランスを 狂わせた ……これが真実だ!!」 
夏芽「きゃあっ!?」 
将軍「島津を倒さねば、 この娘の 命はないぞ!?」 
大和丸「やっぱり、 おまえが 悪者なのかっ!!」 
慶喜「将軍!!」 
将軍「さあ、 どうするのだ!?」 
冬夜「決まってるぜ! オレには真実よりも、 夏芽の方が 大切なんだ!!」 
伊蔵「うぐっ!!」 
竜馬「なかなか、 いい腕ぜよ!」 
島津「これほどの力を 持つ者がいるとは…」 
冬夜「次は、おまえらだ!」 
島津「”影”の力が、 これほどとは…… けいさん違いだ。 えぞへ先回りするか」 
将軍「これで、この”霊穴” はわしの物じゃ!!」 
大和丸「島津ってヤツらの いったことは、 本当なのか!? 
だったら、あんたにも ”霊穴”は 渡せないぜ!!」 
将軍「わしは、 将軍だぞ!!」 
大和丸「そうはさせるか!!」 
将軍「キサマーーーーッ!!」 
十郎太「大和丸!!」 
慶喜「上さま!!」 
夏芽「きゃーーーーっ!!」 
大和丸「……ここは、 どこなんだ……? オレ、 死んだのかなあ……」 
光のたま『大和丸よ…… よく、ここまで がんばってきたな』 
大和丸「えっ!? なんで、 オレのこと 知ってんの!?」 
光のたま『小さな赤ん坊だった おまえが、この国を 守るまでに 成長するとは…… 
うれしいぞ。 これならば、力を解き 放っても 大丈夫だろう』 
大和丸「あんた誰だよ? オレの力って……?」 
光のたま『”霊穴”の力を借り、 今こそたいないに 眠りし鬼神よ、 目覚めるのだ!!』 
光のたま『……この国は、 かつてないききに 見舞われている。 
いいか、大和丸。 将軍も、島津も 信じてはいけない…… 
自分の目で、すべてを 確かめるのだ…… おまえならできる。 我が力を受け継ぎし 者よ…………』 
数珠丸『なんとしたことじゃ!? この姿…… この者たちが、 転身できたとは!?』 
三日月『”霊穴”を封印したり、 あたしたちを 目覚めさせたり…… ただもんじゃないとは、 思ってたけど』 
大和丸「ううーん……」 
大和丸「なんだ、この姿!? これが、あの声の いってたオレの力?」 
童子切り『キミたちは、 鬼神の力をひく者 だったんだな……』 
大和丸「……ってことは、 これは十郎太 たちなのか!」 
十郎太「う……」 
夏芽「母さんの声が 聞こえた…… おまえの封印を 解くって……」 
冬夜「オレもだ……」 
十郎太「わたしには、 亡きおじいさまが かたりかけて きた……?」 
大和丸「みんな、同じ たいけんをして きたんだな。 オレに聞こえた声は、 ひょっとして父さん?」 


伊蔵「そうはさせん!!」 
竜馬「おお、なかなかいい 腕ぜよ!」 
島津「”影”の力が、 これほどとは…… けいさん違いだ。 やむを得ん、えぞへ 先回りするか」 
将軍「これで、この”霊穴” はわしの物じゃ!!」 
大和丸「島津ってヤツらの いったことは、 本当なのか!? 
だったら、あんたにも ”霊穴”は 渡せないぜ!!」 
将軍「わしは、将軍だぞ!!」 
大和丸「そうはさせるか!!」 
将軍「キサマーーーーッ!!」 

十郎太「天下五剣をあそこに おいていくきか?」 
数珠丸『さっきの姿になれば、 力も素早さも 増すのじゃ。 
妖怪との戦いも、 楽になるに 違いないわい……』 
数珠丸を 再び手に入れた!! 
三日月『”鬼丸”を知らない? いっしょに”霊穴”に 飛び込んだ みたいなんだ』 
三日月を、 再び手に入れた!! 
大典太『転身か…… ちがうずきやがるぜ』 
大典太を 再び手に入れた!! 
童子切り『”鬼丸”が、あのまま ”霊穴”に閉じ込め られるはずない!』 
童子切りを、 再び手に入れた!! 
大和丸「あれは…… ”鬼丸”だぜ!」 
鬼丸『”霊穴”の底で…… オレは、父さんの声を 聞いたんだ………… 
もう一度目覚めて、 おのれの使命を 果たせ……と』 
三日月『”鬼丸”っ! 無事だったんだね』 
童子切り『信じていたぞ!!』 
鬼丸『ありがとう、 みんな…… 
それにしても、 オレの力をムリヤリ 使って、”霊穴”を こじ開けた男…… 
あの力は、人間のもの じゃないぞ』 
大和丸「島津のことか。 そういえば、 えぞがどうの…… とか、いってたな」 
鬼丸『えぞの”霊穴”を、 ねらってるんだな! 急いで後を追おう!!』 
夏芽「ボロボロになって、 やっと治ったのに…… どうして、そこまで?」 
鬼丸『オレを手にして くれれば、わかるよ!』 
冬夜「……そうか、 あんたたち……」 
十郎太「この国を、 いつか来るききから 守るため……」 
夏芽「……自分の刀に、 たましいを 封じ込めたのね」 
大和丸「あんたらの こころざしは、 オレたちが 継いでやらあ!! 行くぜ、みんな!!」 
鬼丸を、手に入れた!! 
将軍「うーん、うーん…… わしの”霊穴”……」 
慶喜「う……上さま……」



将軍「おまえら!!」 
将軍「この裏切り者めが!!」 
沖田「大和丸たちが 裏切るなんて、 あり得ませんよ」 
将軍「なにをいう! 慶喜も見たであろう、 こいつらが 逆らったのを!!」 
慶喜「それどころでは ありません。 洞窟に、本当に ”霊穴”があるか、 確かめなければ」 
将軍「それは、 そうじゃが……」 
新撰組隊士「大変です!」