セリフ 17


道具屋の主人「いらっしゃいませ!」 
道具屋の主人「またご利用ください」 
道具屋の主人「将軍の命令で、 あんたらとは、しょうばいできないよ」



土方「将軍は、近藤さんの 部屋におられるぞ」 
近藤「将軍に、 失礼のないようにな」 
土方「”影”も四人目か……。 りっぱになった ものだな」 
土方「山南さんが、 新しい”霊穴”の 場所を突き止めた らしい」 
土方「おお、将軍。 山南が突き止めた、 新しい”霊穴”の 場所はお聞きに なりましたか?」 
大和丸「才神 冬夜…… 夏芽のアニキを 紹介するぜ」 
沖田「沖田 総司です。 いいですね、かわいい 妹さんがいて」 
夏芽「沖田さんったら…… ぽっ♥」 
冬夜「うらやんでも、 あげないからなっ!!」 
沖田「はあ?」 
夏芽「兄さんってば!!」 
沖田「どうも、 体の調子が よくないなあ」 
沖田「将軍といっしょに、 旅をするんですって!? 大変そうだなあ」 
沖田「お気をつけて」 
斉藤「将軍は、なにかに おびえているように 見えます」 
新八「将軍が、お見えだ そうだな。なにか、 いい話だろうか」 
藤堂「将軍に会うというのに、 その汚い カッコウはなんだ!」 
左之助「おまえら、 がんばって るんだってな!」 
源三郎「近ごろ、 あやしいヤツが 増えたような気が すんだよねえ?」 
山南「近ごろ、新撰組を 狙うヤツらがいます。 気をつけてください」 
山南「なぜ、われわれが 戦いをいどまれるの でしょう?」 
山南「新しい”霊穴”は、 京の南西の飛鳥に 開いたようですな」 
隊士「食事を していきますか?」 
大和丸「今はいいや」 
隊士「はい、どうぞ」 
大和丸たちは、 食事をして 元気になった!! 
新撰組隊士「将軍のお許しがないと、 ここは通せません」 
新撰組隊士「いって らっしゃいませ」 
将軍「なんと”影”には、 こんな子どもが いるのか!?」 
十郎太「わざわざ、お越し いただくとは…… 何事で ございましょう?」 
将軍「決まっておろう! ”霊穴”じゃ。 
妖怪を退治しろとは いうたが、”霊穴”を 封印してよいとまでは、 いっておらん! 
島津たちに先を 越されたら……!!」 
慶喜「上さま!!」 
慶喜「聞けば、新たに 飛鳥に”霊穴”が 開いたらしい。 
わたしと上さまを、 その”霊穴”に連れて いってもらいたい」 
十郎太「将軍が、みずから 行かれるのですか!?」 
将軍「そうじゃ」 
慶喜「それでは、”霊穴”に 出かける際には、 わたしに知らせよ」 
将軍「おまえたち、 わしを守れよ」 
慶喜「出かけるのだな。 さあ、 行きましょう将軍」 
新撰組隊士「将軍のお許しがないと、 ここは通せません」 
新撰組隊士「将軍のお許しがないと、 ここは通せません」 
新撰組隊士「将軍のお許しがないと、 ここは通せません」 
新撰組隊士「将軍のお許しがないと、 ここは通せません」 
土方の剣を 取りますか? 
和泉の守を 手に入れた!!




水魔「これだけあれば、 しばらくは食料に 困らないだろう」 
セイレン「そうかしら…… 念のため、 もう一人か二人 捕まえた方が安心よ」 
水魔「そうか。 では、行って来よう」 
セイレン「ちょっと…… ねえ、起きて」

大和丸「ううーん……?」 
大和丸「ふう、えらい目に あったぜ」 
十郎太「だから、早まるな といったろう!」 
夏芽「兄さんもよ! まったくもう」 
冬夜「ごめんよ夏芽、 兄さんはんせい してるよ。 そんなにおこら ないでおくれ、 ねっ? ねっ?」 
セイレン「ちょっと!! あたしをむし しないでよ!!」 
十郎太「キミは……?」 
セイレン「あたしはセイレン。 ここから 出してあげるわ」 
冬夜「あんたが? だが、あんたは 水魔の仲間じゃ ないのか!?」 
セイレン「事情があって、 いっしょにいるだけさ。 
助けてあげる代わりに、 お願いがあるの。 
グランデ川の 北西の森から、 ”にじいろの羽根”を 取ってきて ほしいのよ」 
セイレンと、 取引しますか? 
大和丸「なんか、あやしいな。 だまそうとしてるん じゃねえのか」 
セイレン「このまま食われたく ないでしょ!? あたしと 取引しようよ」 
セイレンと、 取引しますか? 
大和丸「やだね」 
セイレン「……これが、 最後のチャンスだよ。 あたしと組んで、 水魔を やっつけよう!?」 
セイレンと、 取引しますか? 
大和丸「絶対にやだね」 
セイレン「そう…… 残念だけど、 当分この水底に いなくちゃ ならないようね。 
あんたたちの旅も、 ここで終わりよ」 
水魔「やっぱり、 今日の食事はこれで ガマンしよう」 
大和丸「食えるもんなら、 食ってみろ!! ただじゃ やられないぜ!!」 
水魔「おや、元気に なったようだな。 食料相手に、ケガを してもつまらん」 
夏芽「きゃあっ!」 
冬夜「どくのきりか!? ひきょうだぞ!!」 
水魔「なんとでもいうんだな。 まあ、せいぜい おいしく食べて あげよう」 
大和丸「わかった、 取引しようぜ」 
セイレン「よかった。 じゃあ、ここを 開けてあげる」 
セイレン「この家は、グランデ川 の底にあるの。 
あんたたちが外に 出たら、いきが できなくて おぼれちゃう。 
だから、水魔が そだててる エアフラワーを 持っていきなさい」 
夏芽「えあふらわぁ……って、 なあに?」 
セイレン「教えてあげるから、 こっちへおいで」 
セイレン「これがエアフラワー。 はなびらに空気を ため込むはなだよ。 
くわえると、 水中でも二分間だけ、 いきができるんだ」 
大和丸「ありがてえ!」 
エアフラワーを、 手に入れた!! 
セイレン「北西の森の ”にじいろの羽根”を、 忘れずに取ってきてよ。 
出口は、この部屋を 出て左。 もしも失敗したら、 またエアフラワーを 取りにおいで」 
セイレン「エアフラワーは、 右のつぼの中に あるわよ」



道具屋の主人「いらっしゃいませ!」 
道具屋の主人「またご利用ください」 
男「船の弾はいるかね」 
男「またご利用 ください」



近藤「将軍の 使いの方ですな」 
伝令「将軍より、 ”影”の方へご下命が ありました!! 
妖怪が、ある場所に 集結しています。 人々がひがいを 受ける前に、 退治してください」 
土方「その場所とは!?」 
伝令「われわれには、 わかりません。 でも、 出雲村の才神一族 という者たちなら、 知っているそうです」 
十郎太「京の北西の 出雲村ですね」 
伝令「われわれも、 調査を続けます」 
十郎太「と、いうことだ。 行くぞ」 
近藤「できることがあったら、 なんでもいってくれ」