セリフ 12

おんな「しゅじんは みなみのやまに でかけたの!!」
なげのむら ずら!!
こっし−「たぬきち たぬきちはどこ!!」
おとこ「にしのもりには たくさんの ばけものが すんでるぞ!!」
おんな「うちのだんなが にしのもりに いったまま かえってこないのよ!」
おんな「うちのひとは もうかえって こないのね・・・・」


こむろむら だよ
おんな「せんたくが いそがしいったら ありゃしない!!」
おとこ「ばけものが いっぱいで おもてに でれなくなってしまった!」
たぬきち「ぼくは ほんとうは たぬき なんだぁ! たぬたぬ!!」
たぬきち「あれっ! もどれないよぉ!?」

ろうば「せきしょができて きょうのみやこに いきにくく なったのう!」
おんな「このぉぉ むぅらぁはぁ おぉん なぁのぉ むぅらぁだぁよぉぉ」
たからものの なかにはようかいがいた!!
”かすてぃら”を てにいれた!!


こなかむら どわす!
やすべい「おとうさんは はたらきにいってるんだって おかあさんがいってたんだ」
おなつ「うぅぅ あのひとが そとにいった きり かえってこないの うぅぅ」

ときわまる「こんなところに ようはないだろ」
おとぎまる「ここには むかし 
がんきまるのため ”かいおくたん”をとりにきたことが あるなあ」
みこと「だから がんきまるさんは ここへ きたがったのかしら」
琥金丸「ここが いじげんなのか」
ときわまる「じゃあ みなみにあるはんとうさんへ いそぐぞ」
ときわまる「はやく ”かいおくたん”を さがさなくては!!」
琥金丸「いろいろと ありがとうな」
おとぎまる「こっちこそ ともだちを たすけて もらってありがとう 
たかやまるさん たちに よろしく」
おとぎまる「さあ ぼくたちもかえろう みこと」
みこと「わたし・・・・・・・・琥金丸さんに ついていっては いけませんか」
おとぎまる「なにを いいだすんだ みこと! 
ぼくらには いじげんのへいわを まもるしめいが あるんだぞ」
みこと「琥金丸さんの ちからになりたい のです! おねがい おにいさま」
おとぎまる「みこと・・・・・・・・」
おとぎまる「・・・・わかったよ でも くれぐれも きをつけるんだぞ 
琥金丸さん みことを たのみます」
琥金丸「まかしとけ おれがまもってやるぜ」
みこと「ありがとう おにいさま」
”おおよろい”を てにいれた!!
”ななくさきゃはん”を てにいれた!
琥金丸「な なんだ!?」

ぼうぼうせんにん「みなれん かおじゃな」
琥金丸「じっちゃんは せんにんなんだろ 
じっちゃんの”かいおくたん”を わけてくれないか」
ぼうぼうせんにん「いま それどころじゃないんじゃ!」
琥金丸「ぶあいそな じじいだな・・・・・・・・ お−い! ぼうぼうせんにん!!」
ぼうぼうせんにん「やかましい! ”かいおくたん”は やらんといったら やらん!」
琥金丸「そんじゃあ かわりに かくれざとの ばしょを おしえてくれよ」
ぼうせんにん「みなみにすすむと ぼうきゃくのまち がある 
そこからひがしにいけば かくれざとじゃ もういいじゃろ」
琥金丸「お−い! ぼうぼうせんにん!!」
ぼうぼうせんにん「まだ なにかあるのかっ!!」
琥金丸「おしえてくれて ありがとな」
ぼうぼうせんにん「そんなことで わざわざ よぶな!」
ときわまる「それじゃあ かくれざとをたずねて おとぎまるに あおう」
ぼうぼうせんにん「しつこいやつじゃな!!」
ぼうぼうせんにん「いいかげんに・・・・ おお おとぎまる どうしたのじゃ?」
おとぎまる「せんにんさま ”かいおくたん”を わけてもらえませんか?」
ぼうぼうせんにん「ほかならぬ おとぎまるのたのみじゃ きいてやりたいのじゃがのう」
琥金丸「なにか もんだいがあるのかよ」
ぼうぼうせんにん「”かいおくたん”をつくるのにつかう しゃもじが ないのじゃ 
たぶん がんきまるの しわざじゃろうが」
琥金丸「それがないと ”かいおくたん”を つくれないのか 
じゃあ そいつから とりかえしてやるよ」
ぼうぼうせんにん「がんきまるは いつも 
ひがしの ぼうとのまちに あそびにいっとる いってみてくれ」
おとぎまる「ひがしの ぼうとのまちですね」
ぼうぼうせんにん「たのんだぞ」
”ちからのたま”を てにいれた!!
”がんやく”を てにいれた!!
”ちからのたま”を てにいれた!!
ぼうぼうせんにん「ありがとう がんきまるが さっき かえってきたわい 
”かいおくたん”が ほしいん じゃったな・・・・ 
むっ もう ひつようないじゃと としよりを からかうんじゃない」

ぼうぼうせんにん「まったく こまったまごじゃ」
ぼうぼうせんにん「そうだ おまえたちにこれをやろう」
”くものつえ”を てにいれた!!
ぼうぼうせんにん「まったく こまったまごじゃ」
がんきまる「”かいおくたん”のつくりかたは おぼえたから 
もう しゃもじを かりなくても へいきさ」
がんきまる「また”かいおくたん”が ほしいとき は いつでも いってくれよ」

こども「きゃあっ たすけてぇ−」
みこと「まちなさい!」
みこと「こどもをおそうなんて ひきょうです わたしが あいてになります!」
ようかい「げっげっげっ」
琥金丸「あぶない!」
琥金丸「おれが あいてだ!」
ようかい「げぎゃあっ」
みこと「しっかりして!」
ときわまる「ひどいけがだ・・・・」
みこと「そ それは ”いのちのつえ”ですね おねがいです かしてください」
”いのちのつえ”を かしますか?
みこと「そんなこといわずに おねがいです このこを たすけたいんです!!」
”いのちのつえ”を かしますか?
みこと「ありがとうございます!」
”いのちのつえ”を わたした!!
みことは ”いのちのつえ”をつかった!!
”いのちのつえ”は こわれてしまった!!
こども「わぁ−い! ありがとう!!」
みこと「ごめんなさい こわれてしまうなんて どう おわびすればいいか・・・・」
琥金丸「こわれたもんは しょうがないぜ 
それより おとぎまるってひとを しらないか?」
みこと「おとぎまるは わたしのあにです 
あにに ごようのかたでしたか では いえにあんないします こちらへ」