セリフ 5


おとこ「おもてに でたら きをつけなよ ようかいがいるから」
こども「にしに いくと ”ぼうきゃくのまち”が みえてくるよ!」
おんな「なにを すればいいのか わからないときは 
”せれくと ぼたん”を おすと おもいだすよ!」
じいさん「ぶきのきかないようかいも いるそうじゃ」
じいさん「ようかいのなかには じゅつの きかないのが いるそうじゃ」
こども「まちのたてふだは かならず よんでおくといいよ」
おんな「このせかいのほかに べつのせかいが あるそうよ」
おとこ「わすられやまのせんにんさまに ほうじゅつをさずけてもらおうかな」
おとこ「ふぁ−− たいくつだな−」
こども「じゅかいの おおきないわは なんだろう?」
おんな「あやしげな ばしょには きっと なにか あるはずだわ!」
じいさん「このむらの きたにある どうくつを ”かろうのどうくつ”と いうんじゃ」
おとこ「”にしのもり”には こわくて かりにはいけねぇ」
おとこ「これで おらぁ かりにいけるだ」
こども「おらの とうちゃん かえってこねえだ うわ−−ん!!」
こども「わ−い おにいちゃん ありがとう とうちゃんが かえってきた−」
おんな「このむらの にしにある どうくつを ”びしゃもんどう”と いうのよ」
じいさん「このむらから ずっと みなみにいくと せきしょが ありますじゃ」
こども「みなみにある ”えとじょう”は おおきいな−」
おんな「まちのすみで おおきなおとこが ぶつぶつ なにかいってたよ きみがわるいねぇ」
じいさん「”やまがみ”さまは いったい どうしたんじゃろうなぁ」
おとこ「やまがみさまが おいかりになって 
みなみにある”えとじょう”に いくみちを おおきないわで ふさいでしまっただ」
こども「このまちからね にしにいくと 
”やまがみ”さまがすむ ”とがくれやま”が あるよ!」
じいさん「わしゃ−− ぼけちまったかのう 
やどやのちかくで へんな おんなのこを みたんじゃ!」
おんな「かっぱって きゅうりが すきなんだって」
おとこ「はしをこえた にしのほうで せんにんさまをみたぞ」
こども「ぼくの おねえちゃんが 
にしの ”あまでら”にいって かえってこないんだ!」
こども「おねえちゃんが かえってきた!」
じいさん「にしに そびえているのが ゆうめいな ”ふしさん”じゃ」
おんな「せきしょを こえて にしにいくと ”いわくにむら”が あるわ」
おとこ「”あまでら”から みなみにいくと ”せきしょ”がみえます」
おとこ「あ− いそがしい いそがしい 
なんで こんなにおおきいのに わたし ひとりしか いないんだ ぶつ ぶつ・・・・」
じいさん「きょうのしろに いる うめさんにでも あいにいくかの」
こども「うみぞいにそって にしにいくとね 
”てんぐ”さんが すんでいる ”おおえやま”があるんだよ!」
おんな「”ひめの”さんのうらないは よくあたるって ひょうばんなの」
おとこ「”きょうのしろ”は ここから ずっと にしにあるよ」
おんな「すこしまえまで ”ねずみこぞう”が でていたのだけど 
さいきんみないわ どうしたのかしら!」
こども「じんじゃに べんてんさまの ぞうが あるよ」
おとこ「はしをわたって にしにいけば ”おけやまじょうかまち”だぞ!」
じいさん「ほくせいの”いつもたいしゃ”に おまいりにでも いこうかのう」
おんな「わ わたし みちゃった たんすのなかに きれいな かがみがあるのを!」
おとこ「しこくには にんじゃのくに ”じばりのさと”が あるそうだ」
こども「”たがけむら”なら ここから にしにいったら あるよ!」
おんな「ふなつきばで ふねにのると ”しこく”までいけるよ」
じいさん「やまをあるいていると いずみが あるじゃろ 
そのなかには ”かっぱ”や”だいじゃ”が ひそんでいるそうじゃ」
おとこ「うわさでは ”くめもとじょう”の とのさまが おかしいそうだ 
いくさに ならなきゃいいが!」


じいさん「さいきん つなみが おおいのう いやなかんじじゃ」
こども「”さいかく”のおじちゃん だいじょうぶかなぁ」
こども「あっ おじちゃんだ!」
おとこ「つなみが おおいので ひっこそうかと かんがえています」
おんな「さいきんいやなことばかり おこるの 
きっと おそろしいことが きゃっ こわいわ」
じいさん「にしのやまを ”いしづちやま”と いうんじゃ」
こども「いしづちやまには ごしんぼくが あるんだよ 
だけど さいきん おかしいんだ」
おんな「うちのひと いま しのびの ”くさ”として きゅうしゅうに いってるの」
おとこ「さいきん まちで たぬきが わるさをして こまっているんだ」
おとこ「みなみに あるいていくと ”くめもとじょう”が あるぞ」
おんな「”くめもとじょう”の ”しんのすけ”さまは 
わかいけど りっぱなかたなんですって! 
いちどでいいから おあいしたいわ」
こども「じめんに ささっている ”ぼう”は なんなのかな?」
じいさん「まちのすみで にんじゃをみたんじゃ ほんとうじゃ しんじとくれ」
こども「しってる? ころぽっくるのたからは ”どんぐり”や”まつぼっくり” なんだって 
どうしてだろうねぇ」
おんな「みなみにいくと ”かこしまむら”が あるわ!」
おとこ「むかし しんだじいさんから きいたんだが 
どこかのどうくつに たくさんの”ようせき”が  ねむっているんだとさ」
じいさん「このまえ やまを あるいちょると きが うごいたんじゃ! 
きがじゃぞ!! ぜったいへんじゃ」
おとこ「”かこしまむら”のさらに みなみに 
へんな はしらが あらわれたそうだ なんだろう・・・・」
おんな「はたらきにいっている うちのひと だいじょうぶだろうか しんぱいだわ!」
こども「はらへった−− 
おじぞうさんに おそなえしている おだんご でも たべよっかな!!」
おとこ「じめんにささっている ”ぼう”をぬいたら むしゃのれいが おそってきただ」
じいさん「”さんしゅのじんぎ”が どこかにあるそうじゃ ほんとかのう」
じいさん「きたに あるいていくと ”あしよるむら”が あるんじゃ!」
こども「”ごりょうかくあと”は おはか なんだって」
おとこ「しってるか きたのどうくつが だいこくさまのすむ ”だいこくどう”だ」
おんな「さっき ”ころぽっくる”が はしってたけど なんだろねぇ」
こども「にほんのどこかに ”まつ”のきが あるんだって」
じいさん「むらのみなみにある ”せきひ”は 
”ごりょうかく”という おはかだったんじゃが 
いまでは さびれてしまって とうじの おもかげも のこっておらん」
おとこ「さいほくたんの おおきな はしらに いったものは みんな かえってこねえだ」
おんな「いろんなところに いずみが あるでしょ 
そのなかには ”あるもの”の ふういんを ときはなつ ちからが あるそうよ」
おとぎまる「ぼうぼうせんにんのまごは どこにいったんだろう・・・・・・ 
そうだ ぼうきゃくのまちで じょうほうを あつめてみよう」
おとぎまる「やえもんさんには わるいけど だまって かりるしかないな− 
でも どこにいったんだろう・・・・」
おとぎまる「にごった いずみだなぁ」


おとこ「ふう いくさにならなくて よかったよ」 
みこ「たびにでられるのですか・・・・・・ どうか おきをつけて」
みこ「”ひめの”さんのゆくえが きがかりです・・・・・・」
みこ「う−ん えい! ふう まだ まだだわ もうすこし うでを みがかなきゃ」
しんえもん「たんすに てがみが あるでござる」
おとぎまる「いわが じゃまをしてすすめないや」
おとこ「やまがみさまが かいしんして おおいわを とってくださっただ」
ぼうぼうせんにん「おお そうじゃ!? おれいといってはなんだが 
ほうじゅつ ”しんせん”を さずけよう」
おとこ「”おけやま”に いきたいのか?」

すばらしい つるぎがだいざのうえに おかれている
とりますか?たからばこ「ひと−−つ わたしは おかねもち 
ふた−−つ わたしは おこってる 
みっ−−つ おまえを ゆるすまじ」
たからばこ「ひと−−つ わたしは びんぼ−だ 
ふた−−つ わたしは ないている 
みっ−−つ あんたは つよかった」

しのび「うじすじょうの しれぬものを 
わが にんじゃやしきに まねきいれることはできん たちさられい!」
しのび「おお!? さいきょうのおとこ てんちまるどの ではないですか 
ささっ おとおりください」
しのび「ささっ おとうりください」

とのさま「よが とのさまである わっはっは−−」
むらまさ「どうぞくが たくさん いるようだ わかれてきてくだされ」
だいこくてんのかげ「もちものがいっぱいのようじゃ またくるがよい」
じいさん「おお やまがみさまが かいしんしなすっただ」
かんぬし「ありがたい おふだはいらんかね きん 500じゃぞえ」
かんぬし「ありがとう あなたに しあわせが おとずれますように しゃん しゃん」

さかやのしゅじん「うまい おさけはいらんかね きん 100じゃ かっていくかね」
さかやのしゅじん「まいどあり− あまり むちゃのみはせんようにな」
やおやのしゅじん「いらっしゃい いらっしゃい 
しんせんな きゅうりは いらんかね きん 10だ どうするね」
やおやのしゅじん「まいどあり−−」

しのび「しゅりけんを かわぬか 
いかにきょうてきでも これさえあれば だいじょうぶだ 
きん 300だ かっていくかね」
しのび「ありがとよ これできみは さいきょうのおとこになれる!?」
じめんのなかに うつくしいまがたまが うまっていた
たんすのなかに かがみがあります

ころぽっこ「おいら ころぽっくるの ころぽっこ 
”どんぐり”や ”まつぼっくり”を もってきて そしたら いいものあげるよ」
”どんぐり”を うしない”かみがみのしずく”を てにいれた
”まつぼっくり”を うしない”かみがみのいのち”を てにいれた
さいかく「そういえば まちのにんげんも いなかったな・・・・」
てんちまる「なんとかして ”きゅうしゅう”に わたろう」
てんちまる「そうだ きょうのしろの ようきろうじいさんに そうだんしてみよう!?」
はんすけ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

くさなぎのつるぎ「おお みごとだ 
では やくそくどうり ちからを かそうぞ!!」
くさなぎのつるぎがそうび できるようになった