たかやまる
「おまえたちは じゃばら・かばら!」
じゃばら
「うっ うっ うお うお−!」
かばら
「おねがいだ たすけとくれよ!
あたしたちは うらぎりものとして
ここにとじこめられちまったんだよ」
ひめの
「うらぎりもの!?」
かばら
「そうさ ちょいとやつらにうらみがあってさ
だから たすけてくれたならきょうりょくしようじゃないか
しんじとくれよ」
[いいえ]
ひめの
「いまさらたすけてくれなんて ずうずうしいわよ」
じゃばら
「うおっ うお−!!”なんだとお”」
かばら
「しずかにおし!
そうかい
あたしゃ そこのにいさんのははうえがどこにいるか
しっているのに ざんねんだねえ」
かばら
「やっぱりたすけてくれるんだろ?」
[いいえ]
たかやまる
「ほんとうに ははのいどころをしっているのか?」
らんどう
「よせ どうせ わなにきまっている」
かばら
「つれない だんなだねえ・・・・」
かばら
「ああ こんどこそたすけてくれるんだろ?」
[いいえ]
かばら
「いいよ もうたのまないよ じぶんたちでなんとかするよ!」
じゃばら
「うおっ おおお!?”そんなあ”」
かばら
「なさけないかおを おしでないよ
あたしだって なきたいよ」
[はい]
かばら
「ほんとうかい!? ありがたいねえ
いいかい このろうやは ふつうのろうやとちがって
じゅつがかかっているのさ
じゅつしゃをたおせば あくんだ
やつは このろうやから
ひだりに4ほのちてんの あなのなかさ
けんとうをいのるよ!」