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セリフ 18



義仲「うお−い、待てぇぇぇいっ!!」
義仲「なんだ、あの牛頭を倒したのは、どんな大男かと思って見に来たら……
なんだか、よせあつめみたいなヤツらだな」
火鷹「なんだ、てめえは?」

義仲「おお、オレは木曽義仲。黄泉の国で、一番強いさむらいだ」
頼遠「義仲どの!?」
法輪「ほほう……義仲どのといえば、
源頼朝どののイトコ、つまり頼遠のおじさんじゃな」
阿古耶「この人が、頼遠のおじさん!?」
義仲「では、おまえは頼朝のむすこか………年は、いくつだ?」
頼遠「26歳です」
義仲「そうか、オレは31歳だ。
おじさんといっても、年はそんなに、はなれていないな」
北斗丸「そうですね」
義仲「………なぜだか、わかるか?」
阿古耶「ええっ?わかんないわよ、そんなの」
義仲「では、教えてやろう。黄泉の国では、年を取らないからだ。
十数年前に、頼朝に殺されてから、オレはず−−−っと31歳のままなんだよ!
ちょうどいい、ここでそのうらみ、はらしてくれる!
……と、いいたいところだが、その前にかいふくをさせてやる。
オレは、せいせいどうどう戦いたいのでな!!」
義仲「……これで、よかろう。では行くぞ!転身!!」

北斗丸「て、転身だって!?
オレたちの他にも、転身できる人間がいたなんて………」
義仲「これぞ、わが源氏に伝わる転身の術だ!」
義仲が、おそってきた!



義仲「ウヌッ!なんの、これしき!」
法輪「わわっ、また来るぞい!」
巴「こら−−−っ!!」
義仲「ゲッ、巴だ!ま……まずい」
巴「義仲さま、なにをやってるのですか!!
この間もケンカして、えんまさまにおこられたばかりでしょう!!」
義仲「うっ」
巴「男でしょう!にげないで、こっちにいらっしゃい」
義仲「に……にげてなんか、おらぬぞ」
巴「どうして、あなたって方はそう、ケンカッ早いのですか。
頼朝のしうちは、この人たちにはかんけいないでしょう」
義仲「そう、おこるな。頼朝の名前を聞いたら、ついカ−ッとなってしまったのだ」
巴「ほら、あやまりますよ」
義仲「うう……」
巴「ごめんなさい。ビックリしたでしょう?」
義仲「うう……すまぬ………」
阿古耶「義仲さんって、巴さんに頭が上がらないのね」

北斗丸「あの、巴さん。
ろうやのカギを開けてくれてオレたちをはげましてくれたのは、あなたですか?」
巴「ろうやのカギ………?いいえ、わたしじゃありません。
あのろうやのカギを開けるのは、とても霊力をひつようとするんです。
わたしの力では、とてもむりだわ」
北斗丸「じゃあ、だれなんだろう?
なんだか、なつかしいような感じがしたんです」
巴「そう………きっと、あなたのことを、とても大切に思っている人なのでしょうね」
北斗丸「オレのことを………?」
巴「それよりさっき、生きている人間が、
この国にまよいこんでいるという話を聞きましたが………あなたたちのことでしょう?」
北斗丸「あ、はい………そうです。
『くさなぎのつるぎ』を探していたら平家のぼうれいに、黄泉へ引きずりこまれたんです」
巴「『くさなぎのつるぎ』?それなら、この国にありますよ」
頼遠「本当ですか!?」
義仲「本当だ。南東の、霊鏡の社にあるぞ」
北斗丸「よかった!そこに、連れて行ってもらえますか?」
巴「いいですとも。
それに、社にまつってある霊鏡は、黄泉の国と日本をつなぐ通路なのです。
その鏡を使えば、あなたたちは元の世界へもどれるかもしれませんよ」
法輪「おお!そりゃあ、ちょうどいいわい」
巴「ただし、急がなければなりません。
ここのくうきは、生きているものがすうと、だんだん体がよわって、
しまいには死んでしまいますからね」
火鷹「よし、急ごうぜ」
木曽義仲と、巴が仲間になった!


義仲「霊鏡の社は、ここから南東に行ったところだぞ」
巴「このおくに、霊鏡をまつってあります。
『くさなぎのつるぎ』は、社の一番上にあります。
つるぎを手に入れたら、下までもどって来ましょう」
義仲「いろのちがうかべは、かくしつうろらしいぞ。気をつけろ」