セリフ 47


横浜 
横浜町じゃん!! 
男「この町の港は、 日本一だぜ」 
男「異国から来た船は、 一番先の桟橋に 泊まってるぜ」 
男「近ごろ、 また妖怪が増えたんだ」 
女「近所のじいさんは、 タチが悪くてねえ。 
異国の船くらい、 チョイチョイと 造れる…… なんていうのよ」 
女「近所のじいさんは、 タチが悪くてねえ。 
異国の船くらい、 チョイチョイと造れる なんていうのよ 
女「えっ、 あのじいさんに船を 造ってもらった!? 大丈夫なのかい?」 
女「妖怪が多くて、 もう町から 出られないよ」 
少年「はろーー!! はろーー!って、 こんにちはの 意味なんだぜ」 
侍「異国にかぶれて、 わが国をおろそかに するなどけしからん。 
”あんびりーばぶる” でござる…… あっ」 
侍「きりすてごめん」 
金2000を 手に入れた! 
おばあさん「あたしもいっちょ、 海を 渡ってみたいねえ」 
みけ「にゃあ」 
男「横浜は、この国で一番 ”なう”な 場所じゃん」 
じいさん「あいつらは、 なにもわかっとらん! 
わしにかかれば、 あの船を二倍も速く 動けるように してやるのに」 
じいさん「このままでは、 わしの船大工としての 才能が埋もれて しまう……… ぶつぶつ」 
大和丸「じいさん、 船大工なのか? どんな船でも、改造 してくれるのか!?」 
じいさん「おお、わしに 不可能はない」 
大和丸「このじいさんなら、 イカダを改造して くれるかな?」 
イカダの改造を、 頼みますか? 
大和丸「まっ、いいか」 
大和丸「このイカダを、 海を渡れるように改造 してくれないか!」 
ゆえもん「イカダを船に!? ムチャをいう ヤツじゃな」 
大和丸「やっぱり、ムリか」 
ゆえもん「そんなわけあるかい!! わしは天才船大工 ゆえもんじゃぞ。 
ただ、大がかりな 改造じゃからな、 金がかかるぞい。 大負けに負けて、 金1000じゃ!!」 
大和丸「え!! 金1000!?」 
ゆえもん「そうじゃ。 金ができたら、 わしのところへ来い」 
ゆえもん「金ができたのか?」 
お金が用意 できましたか? 
ゆえもん「早く用意しろよ」 
ゆえもん「金1000ない じゃないか。 ウソをついては いかん」 
ゆえもん「よし、じゃあ イカダをここに 出すんじゃ」 
イカダを、渡した!! 
ゆえもん「改造には、 丸一日かかる。 今夜は、宿屋にでも 泊まって、明日また 来るがいい。 
そうそう、 金1000は もらっておくぞい」 
金1000、 渡した!! 
ゆえもん「明日には、 すばらしい船を 造っておくからのう」 
ゆえもん「おお、 船ができたぞ。 ちょっと小さいが、 海を渡るには充分じゃ。 持って行け」 
船を、手に入れた!! 
ゆえもん「あと、たいほうも ついとるが、 強力な弾は、この町の 道具屋でかって おくんじゃ!」 
ゆえもん「わしの腕前は、 大したものじゃろう」 
ゆえもん「船の格が上がったら また来るんじゃな。 さらに能力をあげて やるぞい」
 
ゆえもん「金ができたのか?」 
お金が用意 できましたか? 
ゆえもん「わしの腕前は、 大したものじゃろう。 
金さえあれば、 もっともっといい船に 改造してやれるぞい。 
そうじゃなあ、 一せき金3000で どうじゃ」 
改造して もらいますか? 
大和丸「いや、いいや!」 
ゆえもん「金3000ない じゃないか。 ウソをついては いかん」 
ゆえもん「改造には、 丸一日かかる。 今夜は、宿屋にでも 泊まって、明日また 来るがいい。 
そうそう、 金3000は もらっておくぞい」 
金3000、 渡した!! 
ゆえもん「おお、 船ができたぞ」 
船を、手に入れた!! 

ゆえもん「わしの腕前は、 大したものじゃろう。 
金さえあれば、 もっともっといい船に 改造してやれるぞい。 
そうじゃなあ、 一せき金5000で どうじゃ」 
改造して もらいますか? 
ゆえもん「金5000ない じゃないか。 ウソをついては いかん」 
ゆえもん「改造には、 丸一日かかる。 今夜は、宿屋にでも 泊まって、明日また 来るがいい。 
そうそう、 金5000は もらっておくぞい」 
金5000、 渡した!! 
ゆえもん「おお、 船ができたぞ」 
船を、手に入れた!! 

ゆえもん「わしの腕前は、 大したものじゃろう。 
金さえあれば、 もっともっといい船に 改造してやれるぞい。 
そうじゃなあ、 一せき金7000で どうじゃ」 
改造して もらいますか? 
ゆえもん「金7000ない じゃないか。 ウソをついては いかん」 
ゆえもん「改造には、 丸一日かかる。 
今夜は、宿屋にでも 泊まって、明日また 来るがいい。 
そうそう、 金7000は もらっておくぞい」 
金7000、 渡した!! 
ゆえもん「おお、 船ができたぞ」 
船を、手に入れた!! 

ゆえもん「わしの腕前は、 大したものじゃろう。 
金さえあれば、 もっともっといい船に 改造してやれるぞい。 
そうじゃなあ、 一せき金10000で どうじゃ」 
改造して もらいますか? 
ゆえもん「金10000ない じゃないか。 ウソをついては いかん」 
ゆえもん「改造には、 丸一日かかる。 今夜は、宿屋にでも 泊まって、明日また 来るがいい。 
そうそう、 金10000は もらっておくぞい」 
金10000、 渡した!! 
ゆえもん「おお、 船ができたぞ」 
船を、手に入れた!! 
ゆえもん「ワシの船は、 やくにたっとるか?」 

大和丸「海を渡って、 異国に行きたいんだ。 連れてって くれないか?」 
男「そんなヒマはないな。 おや、あんたら イカダを持っている じゃないか。 
それを改造して、海を 渡れる船にすれば?」 
男「あんたらのイカダを、 船に改造すれば?」 
男「悪いことはいわない から、この国からは 逃げ出すことだな」 
男「本当にイカダを 改造したんだ!?」 
男「おれの国は、 海をえいえんと 東に行ったところに あるんだ!」 

銀さん「ほう、大きな運命の 輪が見える。 
おまえさん、何か 大きなものに、 立ち向かっている ようだな」 
大和丸「あんた、誰だ?」 
銀さん「なーに、ただの 遊び人よ。銀さんって 呼んでくれ。
ところで、 いいことを教えよう。 
この町の南西にある、 とうろうにお祈り してみな。 きっといいことが あるぜ」 
銀さん「この町の南西にある、 とうろうにお祈り するんだぜ。 いいことが あるからな」
『この国を救いたくば、 薬草をわれに そなえよ……』 
大和丸「何だ、今の声?」 
不思議な声『この国を救いたくば、 薬草をわれに そなえよ……』 
大和丸「このとうろうが、 しゃべってるのか!!」 大
和丸「でも、薬草を 持っていないや」 
薬草をそなえますか? 
大和丸「やっぱり、 やめとこう」 
大和丸「そなえてみるか」 
大和丸は、 薬草をそなえた!! 
不思議な声『いい心がけだ…… 次は 聖水だぞ……』 
不思議な声『この国を救いたくば、 薬草をわれに そなえよ……』 
大和丸「でも、薬草を 持っていないや」 
不思議な声『この国を救いたくば、 聖水をわれに そなえよ……』 
大和丸「でも、聖水を 持っていないや」 
不思議な声『この国を救いたくば、 聖水をわれに そなえよ……』 
大和丸「でも、聖水を 持っていないや」 
聖水を そなえますか? 
大和丸「そなえてみるか」 
大和丸は、 聖水をそなえた!! 
不思議な声『いい心がけだ…… 次は 春眠のこなだぞ……』 
不思議な声『この国を救いたくば、 春眠のこなをわれに そなえよ……』 
大和丸「でも、春眠のこなを 持っていないや」 
春眠のこなを そなえますか? 
大和丸「そなえてみるか」 
大和丸は、 春眠のこなをそなえた!! 
不思議な声『いい心がけだ…… 次はかげろうのすず だぞ……』 
不思議な声『この国を救いたくば、 かげろうのすずを われにそなえよ……』 
大和丸「でも、 かげろうのすずを 持っていないや」 
かげろうのすずを そなえますか? 
大和丸「そなえてみるか」 
大和丸は、 かげろうのすずを そなえた!! 
不思議な声『いい心がけだ…… 次は れいしそうだぞ……』 
不思議な声『この国を救いたくば、 れいしそうをわれに そなえよ……』 
大和丸「でも、れいしそうを 持っていないや」 
れいしそうを そなえますか? 
大和丸「そなえてみるか」 
大和丸は、 れいしそうを そなえた!! 
大和丸「あんた、たしか 銀さんじゃねえか」 
銀さん「よくがんばったな、 大和丸よ」 
じざいてん「わが名はじざいてん。 そなたたちの心を 試させてもらった。 
そなたたちになら、 わが力を貸そう。 いつでもわが名を 呼ぶがよいぞ……」 
大和丸「……銀さんが 神さま?」 

女「ここには、 珍しい道具も うってるのよ」 
ゆえもん「年寄りをけり出すとは、 バチ当たりめ!!」 
男「もう一発食らいたく なかったら、 さっさと消えな! 
ユーのような じいさんには、 用はないぜ!!」 
ゆえもん「無礼者め! その船のせいのうを、 もっとよくして やろうという好意が、 わからんのか!!」 
男「さいしんえいの この船が、 ユーみたいな小さな 国の老人に、 扱えるわけがない。 
寝言は寝てからいいな、 じいさん」 
ティンバ「この海の向こうに、 わたしの国が あるのです……」 

はぐれいったん「ぼくは、 海を渡れないんだ、 だからここに残るよ そのかわり 
日本にいるときは いつでも呼んでね」 
大和丸「じゃあ、 船をうかべるぜ」 
ティンバ「やっと、 国に帰れるのですね」 
夏芽「よかったね、 ティンバさん」 
大和丸「出発だ!!」 
将軍「早く、岩を どけるのじゃ!」 
隊士「ほうこくします! 大和丸たちは、 横浜から船に 乗ったようです!!」 
将軍「海を渡って、どこかへ 行くつもりか!?」 
沖田「海を渡って…… 大和丸たちは、 海の向こうを 目指すんですね…… うらやましいや」 
土方「総司?」 
沖田「ぼくも行ってみたいな …………この体が、 もっと元気 だったら……」 
土方「総司!? おい、 総司ーーーーっ!!」 


将軍「やっと追いつめたぞ! この裏切り者どもめ」 
慶喜「これが最後のきかいだ。 われわれの元に戻り、 将軍のために働け」 
将軍の元へ、 戻りますか? 
大和丸「断るぜ! 自分のために”霊穴” を利用して、 
この国がゆがんで いくのを知らん顔して 見てる…… そんなヤツに、 力は貸せねえ!!」 
慶喜「……ならば、 やむを得ない。 裏切り者は、 殺すのみ!!」 
敵が、 おそってきた!! 
大和丸「おまえらなんかにゃ、 負けねえよ!!」 
十郎太「しかし、 相手が多すぎる。 このままでは……」 
なぞの声「さあ、こっちだ! 今のうちに!!」 
夏芽「ええっ!? だ、誰なの!?」 
スクワント「誰でもいい。 このスキに 逃げるぞ!!」 
竜馬「どうやら、 うまくまいたぜよ」 
大和丸「坂本 竜馬じゃ ねえか!! 敵のくせに、どうして オレたちを 助けたんだ!?」 
十郎太「助けてもらった からといって、 島津の味方は しませんよ」 
竜馬「いやいや、 オレも島津たちから 逃げてきたんぜよ。 
ヤツらが、妙なことを たくらんでるのが わかってな」 
スクワント「三博士の手下に なった者のことか」 
竜馬「今日は、 オレの家に泊まれ。 後のことは、 今夜ゆっくり考えれば いいぜよ」 
大和丸「ああ、頼むぜ」 
不思議な声『目覚めよ………… 目覚めて、わたしの 声を聞け……』 
大和丸「うう……う?」 
大和丸「おまえ、”霊穴”の こと教えてくれた ヤツだな。 ずいぶん、ひさしぶり じゃねえか」 
不思議な声『あまり、 長話はできない…… 
”霊穴”から遠く はなれた場所にまで、 声を飛ばすのは むずかしいのだ……』 
大和丸「わかったよ。 それで、なにが 伝えたいんだ!?」 
不思議な声『えぞの”霊穴”が、 狙われている………… 
行って、”霊穴”を 守ってくれ…… いいな、函館の ”霊穴”だ……』 
スクワント「今の声はなんだ? 悪意はなかった ようだが」 
大和丸「オレにも、 よくわかんねえ。 
でも、あいつが函館の ”霊穴”が危ないって いうなら、行った方が よさそうだぜ」 
竜馬「じゃあな。 オレはここにいるから、 いつでも来ると いいぜよ」 
大和丸「ああ、ありがとうな」 



大和丸「おまえらの 味方になれば、助けて くれるんだろうな」 
十郎太「なにをいうんだ!? まさか、本気じゃ ないだろう!?」 
夏芽「”霊穴”は、個人が 利用したりするもの じゃないわ! 考え直して!!」 
将軍の元へ、 戻りますか? 
スクワント「見そこなったぞ、 大和丸! それならば、 おまえは今から 敵だ!!」 
スクワントたちが、 おそってきた!! 
十郎太「わたしたちが いない間に、どんな 妖怪が出るように なったか、わからない。 
用意は充分、 しておこう」 
十郎太「わたしたちが いない間に、どんな 妖怪が出るように なったか、わからない。 
用意は充分、 しておこう」