てんりんじょうよう
「いばらきどうじめが そなたらをしとめて われに
ちゅうせいをちかったとおもいましたが
かしじょうたいとは あじなことをします
まあ よいでしょう
そなたらのちからをためすのも またいっきょう
どこからでも かかってきなさい」
てんりんじょうよう
「むしけらにしては なかなかやります
こちらも ほんきをだすとしましょうかねえ」
てんりんじょうよう
「そ････そんなばかな
わ････われは ････このよのおうとなるはずじゃ
こんな こんなことがあるはずない
い････いやじゃ････
しぬのは いやじゃあ−−！！」
たかやまる
「これで すべて おわったんだね
みんな ほんとうに ありがとう！」
てんちまる
「れいなんかいうなよ
もくてきは おなじだろ？」
さいかく
「そうだぜ おれなんか おまえよりもはやく
やつらのたくらみに きづいていたんだからな」
ひめの
「ひめのだって そうだも−ん
ねえねえ それより はやく からだのところにかえろうよお
ゆうれいのままじゃ きもちわるいわ」
とうほうせんにん
「いやいや みんな ぶじでよかった
さあ じぶんのからだのそばに たちなさい」
とうほうせんにん
「たましいよ それぞれのやどに かえるがよい！！」
ひめの
「はあ− いきかえるようだわ」
さいかく
「ばあか ほんとうに いきかえったんだよ」
ひめの
「もう あげあしとりなんだから
でも これでやっと おわったっていうじっかんが わいたわっ！」
さいかく
「おっ おい よせよ！」
とうほうせんにん
「これで わしのやくめも おわりじゃ
かえって ねよう
いばらきどうじに よろしくな」
ひめの
「せんにんさま ありがとう！」
とうほうせんにん
「うんうん････ かわいいこじゃが
もちっとおとなになってから だきついてほしかったのう････」
ひめの
「えっ？」
とうほうせんにん
「いやいや みなのものさらばじゃ」
たかやまる
「よし ぼくらもいこう！」
さいかく
「よ−し がいせんといくか−！」