とおやむらイベント
ちょうじゃ
「だれか わしのところに わらしさまをつれてきてくれんかのう
つれてきてくれたら かねはいくらでもだすぞ!!」
ちょうじゃ
「あなたがたのおかげで わしら
いっそう かねもちになれますじゃ」
ちょうじゃ
「もっと かねもちになりたかったのにわらしさまがこなくて がっかり」
ごさく
「わらしさまがこなくても いままでどおり
はたしごとでなんとかやっていけます」
ごさく
「はあ また ことしもだめだか・・」
かんぬし
「このむらでは 5ねんに1ど
ざしきわらしさまをおむかえするまつりがありまして
おむかえしたわらしさまを どこかのいえに
おくりとどけなければいけないのですが
ことしはどういうわけか わらしさまのくるのが
おくれてこまっているのです
さがしにいきたくても ここをはなれるわけにはいきませんし
ふつうのにんげんは みえません
わらしさまを さがしてくれないでしょうか?」
[いいえ]
かんぬし
「そうですか・・ しかたがない
そのきになったら きてください」
かんぬし
「わあ きてくれたんですか!
わらしさまを さがしてくれるんですね?」
[いいえ]
かんぬし
「はあ やっぱりだめですか・・・・
こまったなあ」
[はい]
かんぬし
「ほんとうですか!
ありがとうございます わらしさまはほくせいの
もりのあたりからくるはずです
そのへんをさがしてみてください
どこのいえにつれていくかは あとできめますので
わたしのところに つれてきてください
よろしくおねがいします」
かんぬし
「もりは ほくせいです」
かんぬし
「おお わらしさまがみつかりましたか
わらしさまをおつれするいえは
ちょうじゃさまのいえにきまったのですが
わたしとしては このむらで いちばん びんぼうな
ごさくさん のいえにおつれしたいのです
せんたくは あなたがたにおまかせします
むらでいちばんおおきないえが ちょうじゃさま
そのうらのちいさないえが ごさくさんのいえです」
かんぬし
「ほんとうに たすかりました」
ちょうじゃ
「なんじゃ わしになにかようですか?
も もしや わらしさまを わしのところにつれてきたのか?」
[いいえ]
ちょうじゃ
「なんじゃ わしのところじゃなかったのか・・・・ぶつぶつ・・・・」
[はい]
ちょうじゃ
「いやあ ありがたや
こんやはおいわいじゃ!
おお そうじゃ これはすくないが
れいですじゃ うけとってくだされ」
5000りょう てにいれた
ごさく
「もももも もしかして
わらしさまをつれてきてくださったんですか!?」
[いいえ]
ごさく
「はあ そんなわけないか・・・・
まあ せっかくきてくださったんですから
おちゃでものんでってくださいよ・・・・ふう・・・・」
ごさく
「ややや やっぱり わらしさまをつれてきてくださったのでは?」
[はい]
ごさく
「やったあ これで おれのいえも しあわせになれるぞ!!
ありがとうございます このごおんはけっしてわすれません
これは つまらないものですが うちにつたわるかほうです
うけとってください」
くじゃくのつえを てにいれた
ごさく
「ほんとに ありがとうございました
これからも たまにあそびにきてください」
ボツ?
ちょうじゃ
「あなたがたのおかげで いっそうかねもちになれますじゃ」
ありがとうございました
また あそびにきてください