おけやまじょう
おけやまじょうか まち
きのじょうにすむ おに うらを
たいじしたものには ほうびをとらす
かあちゃんは うらに
くわれちまったんだ
おにいちゃん ありがとう
かたきを とってくれたんだね
みな うらにおびえて
こころの やすまる まもない
ありがたいことじゃ
ほんに ありがたいことじゃ
うらが くるようになって
まちも かっきを うしなってきたわ
これで もとどおりの
おけやまの まちになるわ
あのうらのせいで もうなんにんも しんでるんだ
これで しんだやつらも うかばれる
うら? うらなら みなみの
めきじまに おるよ
たまに やってきては ひとを くらうんじゃ
いや よくぞやってくれた これで
あんしんして くらせる ありがとう
めきじまにある きのじょうは
おにしか とおれぬというはなしじゃ
まさか あのうらをたおすとは みあげたもんじゃ
[うしおに退治前]
おまえの ようなものには うらは たいじできまい
もっと つよくなければな
なに うらを たいじしてくれるか?
[やだ]
あいては おそろしい おに
いたしかた あるまい
[おう]
なんと やってくれるか! ありがたい
さっそく めきじまに わたってくれ
しっかり たのむぞ
とのさま 「よくやった ほうびとして
いかずちのこだちを つかわそう」
天地丸
「じつは つうこうてがたが
ほしいのですが・・・・」
とのさま
「すぐに てはいいたそう」
いかずちのこだちを てにいれた
つうこうてがた を てにいれた
あっぱれ あっぱれ