01 なんだか なつかしいわ… ここが私の故郷 コルドバーンよ! だまって抜け出したから お父様 きっと怒ってるわね… 02 まァ… とりあえず ハーモニー城へ行きましょう 03 コルドバーン王 ウオッカの絵が かざってある 04 コルドバーンの王女 キララの絵が かざってある 05 ここは コルドバーンの王 ウオッカ様の ハーモニー城です 城内では お静かにお願いします 06 あっ キララ様! お帰りなさいませ ウオッカ王様が 御心配です 早く お会いになって下さい 07 あっ キララ様! お帰りなさいませ ただいま ウオッカ王様は おでかけになられております 08 ここは ハーモニー城です ウオッカ王のおさめる城です 09 おおっ! キララ様! よくぞ御無事で 戻られました! ウオッカ王は 上の階におられますよ 0A 先ほどから ウオッカ王は どこかに おでかけになられました 0B この城の北に 洞窟があるんですが そこでは よく 化石が出るんですよ 0C キララ様は 御存知ですよね? えっ!? 知らなかったんですか? ちゃんと勉強しませんでしたね! 0D この コルドバーンにも 見た事のない 怪物が 現れるようになりました 0E あなた方 だいぶお疲れのようじゃ… よかったら ゆっくり 休んでいってくだされ 0F また いつでも来てくだされ 10 この国の王女 キララ様は それはお美しい方で 11 今は シェルドラドのために 戦っておられます 12 亡くなった お母さまに とてもよく 似ていらっしゃいました それもあって 王様は とてもかわいがっておいでです 13 まァ! キララおじょうさま! お元気そうで! おじょうさまの ウワサは ここにも とどいていますよ 14 北の洞窟の奥には ホワイトフットっていう 怪物が 住んでるらしいですよ 15 これはこれは キララ姫様! いつ見てもお美しくていらっしゃる! 16 キララ様は お元気だろうか? 姫は少し 無鉄砲な所があるから 心配です… 17 キララ様ときたら ますます おてんばになって…… 私には 王様の気持ちが いたいほど よくわかりますよ 18 キララ姫! 国民全員 姫の旅の無事を 祈っておりますぞ! 19 北の洞窟では 何ヶ所か 行き止まりの場所が あるそうです そんな時は とにかく その近くを調べてみる事ですな 1A 北の洞窟の奥は このあたりでも 一段と 寒いでなァ… もしかすると 昔の生き物が 冷凍保存されとるかもしれんなァ 1B 先ほどから ウオッカ王がお待ちです さァ 奥へどうぞ! 1C キララ姫! お帰りなさいませ! 先ほどから ウオッカ王が 首を長くして お待ちです 1D ウオッカ王は 先ほどから おでかけです 1E ハドソンさん 王様も キララ姫を思っての行動です どうか許してあげて下さい…… 1F たぶん… 沈んでいるとすれば…… 船の 航路からして…… ここより東の海だと思うのですが…… キララ姫を連れて 行きたければ ハドソンどの… がんばって下され! 20 あなたが持っているのは 幻の酒 ドラドクイーン! ほう… やはり東の海に あったんじゃな… 21 ウオッカ王は それはそれは 姫をかわいがって おられました ですから キララ姫が出て行かれた時 それはそれは 悲しまれて おられました おかげで 私も ひどい目に会ってしまいました…… お客人 まあ聞いて下さいよ… 22 次に おいでになる時は ぜひとも キララ姫をお連れ下さい 23 おや! キララ姫! お元気そうで なによりですじゃ! キララ姫 あの時の事 おぼえてらっしゃいますか? 私はあの後 ウオッカ様に そりゃあ こっぴどく おしかりを受けたんですよ まァ お客人も 聞いていって下さいよ…… 24 おおっ! キララ姫! お帰りなさいませ! 25 じいやは キララがコルドバーンを出て ドラド警備隊に入った いきさつを語り始めた…… 26 …と まァ こういう事なんですじゃ ほんと あの時は ひどい目に あいましたよ…… まったく キララ姫にも 困ったもんですわい… 27 いつまで そんな古い事言ってんのよ 私だって悪かったと 思ってるわよ… まったくもう…… 28 ウオッカ王は それは お酒が好きで 各地から 船を使って お酒を集めています 29 やれやれ… ウオッカ王も 大人気ない…… 子供はいつか 親離れするもの 王も早く 気づかれれば良いのですが 2A ウオッカ王は それは お酒が好きで 各地から 船を使って お酒を集めています 先日も 幻の酒 ドラドクイーンを 運ぶことにしたのですが… 船は 行方不明になってしまいました 2B キララ!! 2C お… お父さま…… 2D おお… キララや… よく帰って来てくれたねェ…… お父さんは 待っていたよ! わしと暮らすために 戻ってきたんじゃな? そうなんじゃな? ん? 何? ち… 違うというのか? いかん… いかんぞキララ! ドラド警備隊なんて 危ないことは 今すぐ やめるのじゃ! これ以上 ドラド警備隊を 続けることは このわしが許さん!! お前は わしと暮らすのじゃ! さァ! こっちに来なさい! 2E お父さま… や… やめて! 2F ええい! ごちゃごちゃ言うでない! わしは もう決めたんじゃ!! さァ 来なさい!! 30 フウ… 困ったもんじゃ… ですが ウオッカ王は キララ姫が かわいくてやった事… ああなってしまった ウオッカ王を なだめて キララ姫を自由にするには ……う〜ん…… そうじゃ! 行方不明のお酒 ドラドクイーンがあれば 王のお心も ほぐれるかも知れません! 王様は お酒に目がないですからなァ しかし ドラドクイーンを積んだ船は 嵐にあって 行方不明…… たぶん 沈んでいるとすれば 船の 航路からして ここより東の海だと思うのですが… 31 ハドソン キララは元気かのォ…… ああは言ったが… やっぱり 心配で 心配で…… 32 キララ! わしは お前が戻るまで ここで待っとるぞ! 33 おおっ! そなた達がドラド警備隊か わしは コルドバーンの王 ウオッカ キララの父じゃ! 今日は キララは一緒でないのじゃな あの娘は… サンドサイドの アバルーダ殿から わしあてに来た手紙を… 先に読み 黙って サンドサイドへ行ってしまったのじゃ まったく しょうのない娘じゃ…… 34 キララに会ったら 伝えて欲しい わしは もう怒ってないと… そして 次に来る時は ぜひ キララを連れて来ておくれ…… 35 それはそうと ハドソン…… お前が持っている その酒は…… もしや 幻の酒 ドラドクイーン! ど… どこでそれを!! な… 何と! 沈没した船から引き上げたと申すか… わしが 酒を集めているのを知って わざわざ持ってきてくれたのか? ハドソンは ウオッカ王に ドラドクイーンを渡した 礼を言うぞ ハドソン! ほうびをとらす! 36 ハドソンは 10000Pを手に入れた 37 こんな勇気のある仲間と 旅をしていれば キララも 大丈夫じゃろう! 38 フン! いくら頼んでも キララは お前達にはつきあわせん! これ以上 危険なことを続けさせる わけにはいかん! 39 フン! キララは誰にも渡さん! ………ん? そ… その手に持っているのは? もしや 幻の酒 ドラドクイーン! ど… どこでそれを!! な… 何と! 沈没した船から引き上げたと申すか… う〜む…… ハドソン! あっぱれじゃ! そなたの勇気 認めるぞ! こんな勇気のある 仲間と 旅をしていれば キララも 大丈夫じゃろう! そして 仲間と共に キララ自身もまた 立派に成長するじゃろう!! 3A キララよ… 出ておいで… 父さんが悪かったよ… 3B お父さま…… 3C 子はいつか 親を越え そして 離れて行くのが定め… わしもやっと 気がついたよ キララよ 行くがよい! 行って 思うぞんぶん やってくるがよい! わしは ここからいつでも お前を見守っているぞ! 3D お父さま! ありがとう! 私 がんばるわ!! 3E キララよ…… よい仲間に めぐまれたな…… 3F ハドソンよ… キララを 頼んだぞ! |